沖縄に降る雪 (acoustic)
THE BOOM(宮沢和史)
沖縄に降る雪 (acoustic)
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🎤≪歌旅日記≫🏃 【25】
◆訪問地 沖縄県国頭郡恩納村 恩納村海浜公園ナビービーチ
今回のテーマは、「歌入れした後に、NHK沖縄特番で宮沢氏が取り上げた恩納ナビーの名を有するビーチにてコラボ動画撮り」です。
かなり変則的な歌旅になってはいるけれど、動画コラボ機能に踏み出すにあたってはこんなのものありかな~と。素敵な“縁”と“機”に恵まれた旅でした。
そして、今回はさらに初の試みで、一つの楽曲を3回に分けて表現することに。なので、キャプも三部構成。当初は最後の予定だったこの歌旅キャプを最初に持ってくることにした。
この10日間あまりは、実に宮沢氏づくしであった。何が何やらだけど、記す。
①ザッツライターさんと宮沢氏プロデュースのカフェ“みやんち”に一緒に行く。
②公演中止となった北海道での『未来飛行士ツアー・ファイナル』の代替ストリーミング配信を堪能。過去最高に素晴らしかった。
③NHK沖縄の本土復帰50年の特番『うちなーポップス50年史』の再放送にて、宮沢氏の過去インタビューやコメンテーターの評価に頷く。
④梅雨入りしたのに夏日だから、衝動的に読谷と恩納村の海を見に行く。
⑤私がかつてちょっとだけ習っていた歌の先生参加の琉球シーグラスの展示販売会の初日に赴き、『沖縄に降る雪』のイメージにピッタリなアクセサリーを衝動買い。
⑥NHK沖縄の本土復帰50年の特番『おきなわ“琉歌”巡り旅』放送。宮沢氏の涙にとても有り難い気持ちになる。
⑦この楽曲のモチーフとなった映画『ナビィの恋』の琉球版画家・名嘉穆稔が描いたポスターが見れないか、北谷町のボクネン美術館へ。目的の版画の展示はなかったが、代わりにTHE BOOMのアルバム『OKINAWA ワタシノシマ』のジャケットの版画『空の音』の展示に遭遇。感動。
⑧先日の『おきなわ“琉歌”巡り旅』にて、宮沢氏が取り上げた琉球歌人の恩納ナビーの名を有する恩納海浜公園ナビービーチを訪れ、このサウンド用の動画の撮影を実施。
という出来事ラッシュ。ほぼ毎日、この楽曲に対するなんらかの引きがあり。それぞれの出来事はいずれここで昇華する。あと、宮沢氏のストリーミングライブ鑑賞後に眼精疲労からか首と肩が痛み、日々苦しいが表現追求も加速する。
当初予定は沖縄の本土復帰記念日の5月15日のアップを目指してたのに、2日もズレてしまった。まぁ個人的拘りだからいいけどさ〜。健康第一。
さて、改めて今回の歌旅の話を。
その日はボクネン美術館の訪問の後に美浜アメリカンビレッジも堪能したので予定が遅くなり帰ろうとしていたけど、でも「いま行かなければならない気がする」と思い立ち、いざ恩納村へ。
恩納ナビービーチは、沖縄の観光名所の万座毛の近くにある。恩納村はリゾートホテルが乱立していて有料のビーチがほとんどの中、村内唯一の誰でも来れる市民のビーチ。
ちなみに、恩納ナビーとは1700年代の琉球王朝時代の歌人。自然体のとても大らかな詩を詠んでいる。宮沢氏もことにお気に入りで、恩納村の歌碑の前でこの詩を解説する時の、嬉しさが込み上げていて心からの笑顔で談笑していたのが印象的だった。
で、私はというと、この楽曲が映画『ナビィの恋』にインスパイアを受けて製作されていたのをかねてから知っていたので、nanaでこの楽曲をやる際にはそれなりのネタ集めを~と思っていたところ、宮沢氏が番組で取り上げた恩納ナビーとナビィって被ってるし、関連付けてもいいんじゃね?と歌入れ後に歌旅にした。
この海浜公園の前の通りは前職にて何度も通っていたが、 このビーチに来るのは実は初めて。こんな時代だし、こんな身の上だし、だからこそかつての生活では意識の外にあった場所に一度立ち止まってみようという自分の為の旅でもある。
コロナ禍第4波の沖縄は観光客の激減の影響で中北部の道路がどの時間も早朝夜半くらい空いているおかげで、想定よりも早く恩納ナビービーチに到着。
すげぇ、誰もいない。
もう陽が傾いている時刻とはいえ、この絶好のバカンススポットに私ひとりとは。でもまぁ、撮影が目的だからビーチレジャーには目もくれず、撮影スポットを探す。
ビーチの入り江の先になにやら素敵なモニュメントを発見(あとで調べたらフォトウェデイングスポットとのこと)。よしここならと琉球シーグラスのアクセサリーをあーでもないこーでもないと配置して、撮影しまくる。
その頃には一組だけ海水浴客が来る。こんな絶景ビーチを独占なんて、贅沢な旅になって良かったね。私の撮影は進むが、陽もどんどん落ちていく。時間との勝負だけど、逆にほんの一時で色んな表情の動画が撮れる。テンション上がる。
一通り撮り終えて「さぁ帰るかな~」となって振り返った時、近くの岩場に白鷺のような鳥がいるのを発見❗。う、海鳥じゃんか❗。例年ならこの日暮れの時間でもビーチパーティーでワイワイしてるはずだから、鳥がこんなに近くまで来ないだろうし、実はいま梅雨時期だし、この楽曲の撮影においてこんな最高のタイミング❗
でも、そのモニュメントの場所からその岩場へは川で隔たれているので直線的には近寄れず、防波堤まで迂回しなければならない。焦る。海鳥よ、動かないでいてたぼれ❗w
いざその岩場まで来たが、鳥の姿が見えない。あ~ぁと思いながらもスマホのカメラを起動して海に向かって歩いていると、岩場の影から鳥が飛び立つ。慌ててシャッターを切るも、なんだか小さくてよくわからない写真に。とりあえず、最大に拡大してみたら、一応は鳥だとわかるかな❓。高画質カメラのスマホで助かった。
で、その岩場からの風景がまた素晴らしい絶景だった。そもそも防波堤を越えないと来れないし、人の出入りもなさそうな場所。きっと、太古の昔からこの景色はあったのだろう。かつての戦争時、ここで集団自決もあったと聞く。近年は観光スポットとして大勢の人が訪れた。それがいままた、無人の絶景となっている。沈黙する自然と慌ただしい人の営みのコントラストを、一羽の鳥から考えさせられた。
≪動画について≫🎥
nanaで動画編集について語るのは別アプリ使用だからちょっと違う気もするけど、初挑戦だったから記録として簡潔に。
撮り溜めた写真や動画を切り取ったり逆再生にしたり。曲の進行や歌詞に合わせて繋ぎ合わせる。秒数カウントしてるものの、音の合わせるとコンマ単位のズレが気になる。90秒とはいえ、凄い作業量で丸一日かかった。
あと、サウンドの総秒数と動画の総秒数にコンマ単位でもズレがあったら、nanaが自動圧縮して余計に各ポイントとズレるのが難しかった。これは慣れが必要ね。
ちなみに、今回の動画では、今回の恩納ナビービーチ以外の北谷と読谷の海も入ってる。あと、砂地の写真は鳥が飛び立った時に間違って写したもの。後からじわじわと良いね~ってなった。鳥さんに感謝。驚かせてごめんなさい。
≪歌入れについて≫🎤
ステレオ化のど低音録音としては初になる。このOKサウンドまでに相当数のテストを行っている。とりあえず、Arenaの10%あたりでパワーを50~70%くらいで落ち着く。
この楽曲を歌うにあたって、やはり拘りたいのは最後の「雪よ~」の低音くぐり伸ばし。これまでの蓄積もあって、なかなか理想的に出来たんじゃないかな。
沢山歌っている中でこういう理想的な歌唱が出来ている時は、後半に行くにしたがって「もう失敗したくない」という気持ちが強くなって集中力が切れがち。このサウンドも音量にややバラつきがある。最後の伸ばし、あと数㎝首を後ろに逸らせきれていればなぁと思うけど、全体評価で納得。
素敵な伴奏にて歌わせて頂きましたkanakoさん、ありがとうございます。
《伴奏について》🎼
この度、「プレイヤーとしてのファン」 の集いとして、kanakoさんに依頼してこの伴奏を作ってもらった。いやもうホント、素晴らしい。
曲の縮め方や切り取りは私の案だけど、例えば前半と後半の繋ぎのピアノの刻みを少し早く弾いてもらって89秒に収めてもらったりなどは、本当に素晴らしい技術でした。やはり、お互いが宮沢世界を表現することに心を燃やしているので、その共鳴が相乗効果となって創作に良い効果をもたらしたなぁと思う。今後ともよろしくです。
そして、私も本格的に三線を。単純なフレーズでもヘタレなんで2回に分けてたり。歌と違って一発録りの拘りはない。とはいえ、なんだが、ちゃっちい気もするなぁ。マイク録り。
とりあえず理想的な三線を入れた後、ザッツさんと“みやんち”に行く日にたまたま『思春期』のバンドスコアが届いて。なんと有難い事に、メンバーの楽曲コピー演奏指南が付いてる❗ワォ❗
ザッツさんにウヒウヒとチラ見せしながら読んでたところ、『ひのもとのうた』の項目で宮沢氏が「ジャパネスカツアーの時に初めて買ったレプリカ三線と、『思春期』製作の為に買った本革の三線でユニゾンMIXで三線録音している」との情報が。宮沢氏いわく「沖縄民謡は2人で弾いてる事が多いから、そういうニュアンスを」とのこと。
あぁなるほど合点いった!と、今度はスマホ直録りを重ねる。いい感じに立体感というか、音に丸みが出た。『思春期』のバンスコ無かったら、そんまま1本でいってたよ。助かった。
≪最後に≫🏝️🌌🕊️📨
この歌旅のオチとして、帰宅後に車が故障している事が発覚。エンジン切ってもブレーキライトが消えない。整備士の友人が駆けつけてくれて確認してくれたら、ブレーキライトの連結のプラスチックが劣化ボロボロで破損してた。
すぐに修理してくれたけど、やっぱ万座毛付近に独りで日暮れまでいるのはあまり良くないのかしら~って思った。万座毛に沈む夕陽に魅入るは、逢魔刻の誘い(いざない)。調子に乗って万座毛まで行ってたら、ブレーキライト程度じゃ済まなかったかもな。そして、今日も肩が重い。いや、これは日頃の行いが悪いのさ。タハハ。
元々は『あの海へ帰りたい』とあと一曲でnana活を無期休止しようとも考えていたところ、kanakoさんとの交流にて『あの海へ帰りたい』と関連のあるこの楽曲をやりましょうか~となったのでした。そして、『砂の岬』もやりだして~となって、今後、かなりの数の宮沢世界の楽曲をやることになった。なもんで、私の祭りタイトルも『沖縄に恋した宮沢和史祭り』変更。本当にありがたい事です。
※コラボ動画は、琉球シーグラスと北谷町と読谷村と恩納村の海のミックス。
※トップ画像は、沖縄だけで発売されている『沖縄に降る雪』の工工四(三線の楽譜)。
#宮沢和史 #沖縄に降る雪 #THEBOOM #恩納村海浜公園ナビービーチ #琉球シーグラス #沖縄に恋した宮沢和史祭り
コメント
13件
- ニヤ☆ゆっくり聴きnanaさせて下さい〜💦☆
- 玻璃(はり)@ 『TOP OF THE WORLD』カーペンターズ お返事遅くなりすみません💦まるでプロのMVを見ているよう! 歌声と映像の世界観がマッチしていて 惹き込まれました✨✨✨ 歌詞に合わせて動画の構成を考えられているの 分かりましたよ! 本当に素晴らしいです 繊細で丁寧な音と映像作り 尊敬します👏🏻👏🏼👏🏽👏🏼👏🏻
- ニヤ☆ゆっくり聴きnanaさせて下さい〜💦☆
- ニヤ☆ゆっくり聴きnanaさせて下さい〜💦☆
- ザッツライター
- ぴょんぴょん☆彡それにしてもペンダント、可愛いねー☺️👍 光を沢山浴びてるので、太陽の力を貯めてる気がする🤗 お守りにしてください😊
- ぴょんぴょん☆彡素晴らしいプロモーション👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻 この構想♪ヽ(´▽`)/ これを考えながら旅して作るって凄いわ。😁 写真もめっちゃキレイだし☺️ その瞬間を待って収める様子が浮かんできた😂 鳥が飛び立つとこも、あぁꔛꔛꔛꔛꔛって言ってたなとか🤣 歌もさすがだし、これはニヤさんにしか出来ない作品だなと。 素晴らしかった👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻🤗💕
- kanako私も、自分でMIYAZAWA-SICKだと認めてて(昔の方が…もっとだったかな。今また私も発症)昔から車で流して布教活動してたり、アツく語ったり。友人をLiveに誘ってみたり。それでも周りにあまり分かってくれる人がいなかったのでこうして、ピアノを弾いたらムービー付きで、歌も完璧と言って良いくらいに仕上げてくれて、想いを共有できる人ができて嬉しいです😆✨✨✨ ムービー、最後の盛り上がったところの空がひろがってく所なんて息をするのを忘れそうになった…。 感謝でいっぱい😭 宮沢世界に心を燃やすことで、こんなご時世、こんな時代を乗り越えていけたら、これほど楽しく嬉しいことはないです😆 そしてこんな風にかたちとして残るものは、心あるものであってこそだなあと思ってます♪ 楽しみながら頑張ろうね〜😆😆✨
- kanako
- ニヤ☆ゆっくり聴きnanaさせて下さい〜💦☆
- ニヤ☆ゆっくり聴きnanaさせて下さい〜💦☆
- ぱっかん♡あの いつもの ニヤさんの 、、 震え痺れる 歌声は たまらんに。。。 聴かせてもらいました♬ あんと〜😉
- ザッツライターこの度は、みやんちにお誘い頂きありがとうございました♬ 初めてのみやんちが まさにMIYAZAWA-SICKと呼べるほどのニヤさんと行けて光栄ですわ✨ ニヤさんがいつも座ってる席で、 ミヤの三線姿を眺めながらの、ニヤさんがバンスコ見ながらニヤつきを見れる特等席、最高でしたぜぃ😁 もうあそこやっぱり 「ニヤんち」でいいあんに? て思ったww にしても素晴らしき歌と伴奏!二人の宮沢愛がビシバシ感じるっ!! 途中から沖縄の荒波を思わせる演奏と、ニヤさんの歌声がホント沖縄の風に乗ってる気持ちになるさー ニヤさんとkanakoさんは、 一流のブーマーミュージシャンだわ🤩🤩