3章30話
帽子屋 ジョーカー
3章30話
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《帽子屋の部屋》
帽子屋「出来た…!あぁ、これがワタシの彼女への思いを表したものなのですね…ふふ」
ジョーカー「やぁ、帽子屋。調子が良さそうだね」
帽子屋「おやジョーカー、相変わらず神出鬼没ですね、プライベートすら断ち切れる」
ジョーカー「褒め言葉として受け取っておくよ」
帽子屋「それで?ワタシの気分が最高潮の時になにか御用です?」
ジョーカー「あぁ。…帽子屋、アリスを失いかけてたのかい?」
帽子屋「そうかもしれませんが、彼らのおかげでワタシらしさを取り戻しましたよ」
ジョーカー「情が湧いた?」
帽子屋「…いいえ。全てはクイーンのためですから彼らが何をしようと敵いませんよ」
ジョーカー「ふふ。冷たいね、君も。」
帽子屋「もしやワタシ、リセットの対象になってます?」
ジョーカー「それ以上思い出さなければそのままさ」
帽子屋「ギリギリということですか」
ジョーカー「そう、気をつけてね。君の働きは素晴らしいから僕も君の意志を最大限尊重したいんだ」
帽子屋「…努力致します」
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