「私達ね、もう大人だからね好きなだけじゃ一緒に
いられないのはもう分かっているよね? それじゃあまたね?」
なんてずるい言い方しなくたって君以外うつらないのに
使われなくなった白いハイヒールも
日に日に減った休みの日の外出も
抑えきれなくなった日々の窮屈さや
不満を数えればキリがないよな
好きじゃなくなったら、すぐに言ってね
なんて冗談半分で、言うんじゃなかったなぁ
走って 走って 走って 立ち止まって
見渡せばここがどこだかわからなくなった
何がしたいか分からなくなったんだ
放った 言葉 煙になって 嗾けた
あの日の君の目は宙に泳いだ
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