🌸花祭りコンテスト×小麦ペア
小麦ペア
✦これまでのお菓子
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パティシエ 鬼灯🍨
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小麦の隣人 姐さん🌾
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『こいごころ』
春の色をしたフルーツポンチ。
ぱっと目を引くのは、桜を模した寒天と真珠のようなまるいミルク寒天。それらを彩る白桃にパイン、さくらんぼなどのフルーツ。
しゅわしゅわとしたサイダーの泡の中、塩漬けの桜の花びらが踊る様子は桜吹雪を思わせます。
カラフルで、甘酸っぱくて、刺激的で……少しだけのしょっぱさもある。
私たちの春は、きっとこんな色。
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🍨🌾会いたくて 恋しくて 離れて
あの日は (🌾↑)もうこない
(🌾)等身大の自分 遠くの君に手を振ろう 挙げろ
Put your hands up. Yeah. Oh.
🌾淡い香りが漂う季節がめぐりくる
心弾ませていた頃が今蘇るよ
🍨初めて恋をしたんだ 何もかも輝いていた
少しの時間でさえも 一緒に時を刻んでいた
🌾桜咲いた木の下で君の声を
春風が邪魔して聞こえない
さよならじゃないと願った
🍨(🌾↓)会いたくて 恋しくて 離れて
あの日の笑顔が舞い散って
いつまでもと誓った 君はもういない
叶うなら桜が舞い降りる 来年の今も
肩並べ写真でも撮りたいな あの日はもうこない
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〜創作背景〜
「鬼灯ちゃん、何してるのだわよ?」
「いやぁ、桜がきれいだな〜って眺めていました」
窓辺に寄りかかるようにして外を眺めている鬼灯に、薄紅色の花びらがゆったりと風に舞って落ちてくる。
春は、出会いと別れの季節。
"初まり"にわくわくすることがある反面、慣れ親しんだ世界からの旅立ちに、胸を締めつけるような切なさを抱くこともある。
……暖かい陽射しの中、僅かに漂った苦い珈琲の香りは、きっと気のせいだったのかもしれない。
「コムギちゃんは、春に何かしてみたいことってありますか?」
「んー…んーーーー……あ、お花見! お花を見ながら甘いものを食べたい!」
「お花見ですか…!」
はいはい!と勢いの良い挙手と、溢れんばかりの笑顔を浮かべるコムギの様子を見て、クスッと笑みが溢れる。
これはもうお花見で決定ですね。
「では簡単に作れそうなフルーツポンチを作ってお外で一緒に食べましょうか!」
「大賛成だわ〜!!!」
一目散にキッチンに向かったコムギの背を追い、一歩進んで立ち止まる。
振り返ってもう一度窓辺に向かうと、舞い落ちてきた桜の花びらを数枚拾い集めた。
過ぎた思い出は偲ぶしかないけれど、新しい"これから"は私たちが作っていけばいい。
「……せっかくですし、桜を入れちゃいましょう」
外から柔らかく吹き込む風は、甘い春の香りがしている。
ひとり楽しそうにクスクスと笑うと、「待ってください〜」なんて言いながら鬼灯も後を追った。
「ねえ、コムギちゃん」
「うん? どうしたの鬼灯ちゃん」
「来年もまた、お花見しようね」
「ええ、勿論! 今度は何のお菓子を作ろうかしらね!」
「ふふっ、今から楽しみだね!」
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📝審査員コメント
★★★★☆
『ふむ…綺麗な彩りだな。
桜色を中心に、その周りを彩るフルーツ。
まるで花畑の中心で咲き誇る桜の木を表しているかのようだな。
素敵な春を見せてもらった。
感謝する。
次のコンテストも楽しみにしているぞ!』by.syou
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#Puttyel-パティエル-
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