合同ライブ編 10話
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合同ライブ編 10話
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黎「...」
月唯「...」
黎 月唯 「あのさ」
月「ご、ごめん」
黎「...別に」
月「....えっと、...身体、大丈夫なのか...?」
黎「いい加減、自分の限界ぐらいは分かってる。...そっちは、大丈夫なの。」
月「ちょっと動かしにくいけどもう慣れたよ」
「.....俺さ、事故にあって、身体が思うように動かなくなって初めて黎の気持ちが少しわかった」
月「踊りたいのに、身体は思ったように動かない。歌いたいのに、息が切れて声が出ない。ただそれだけなのに、こんなに苦しかったんだな」
黎「....」
月唯「俺はさ、お前が出来ないことも俺が出来ればいいと思ってたんだ。お前の代わりにやってやろうって愚かな考えで生きてた」
「いくら双子とはいえ、考え方も身体も別々なのにな」
月「事故で怪我して考え方が変わったら、お前に嫌われてるんじゃないかって思って、すごく怖くなった。
だから、俺は、黎の前から逃げたんだ」
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