fly high【2番弾き語り】

オリジナル

今日一日、凄く辛かったので、この曲を歌いました。 夜中なので裏声で小さく。 元々は「夜に（仮）」という曲で、nanaにSoundCloudのリンクを貼ってひっそりと公開していた曲です。 https://nana-music.com/sounds/05aabfa4 一昨年、26歳の若さで急性心不全で眠りながら亡くなった、僕の部活時代の友達への哀悼歌です。 数日前にふと、部活で作った練習Tシャツの背中に「FLY HIGH」とプリントしてあったことを思い出し、さらに歌詞にも偶然「高く翔んで」というフレーズがあったので曲名を正式に「fly high」に決めました。 コーラスは別録りです。 4月は新しい生活のスタートですが、僕は悪いスタートを切ってしまいました……。 せめて前向きになろうと、前に進むためのこの曲を歌って投稿した次第です。 金曜日、なんとか乗り切りたいです。 〜歌詞〜 思い描くことが出来なかった　未来で僕は生きているよ 記憶がちょっと曖昧なこと　思い出しては綴りはじめた そこにだけは君がまだ生きてるから 遠回りした帰り道　ぼやけはじめた君の影 永遠なんて大切じゃない　刹那だけが生きた光 そうやっていつも足跡付けてきた もうちょっとあと少しで　辿り着くよ 僕らが叫んだ声が待ってる　あの場所 泣いてたあの光を　笑って抱きしめたいから 闇夜を切り裂く声　どうか旗を振り続けて 目標が息をした　僕と同じ生き物なら 互いに歩み寄れるだろう　手を伸ばしておくれ 集いはじめた夜の灯り　いつの間にか虫の声 明日も今日と同じような日　あたり前だと思うことなかれ 思い出の中　友よまた会おう 何千と夜を抜けて　忘れかけていたこと あなたが僕に教えてくれたよ 星の数も光も　違う別々の空 何を以って同じと謳うことができるだろう 再会と別れがあって　志半ばと知った 生きる僕に託された　「どうか歩き続けて」 (Hola crack.) (Dormir tranquilo.) いつもよりも高い場所　登れたから頭撫でて 届かないから降りてきて　いつものように降りておいで 戻れないまま　夜になっていた 心臓が　呼吸が　止まる前にもう一度 あなたの背中に歌を唄わせて 君のその光は　高く翔んで弾けて 闇夜を照らしたんだよ　迷わず歩けるようにと 僕らはその光の下で生きていくんだよ 雨の日に濡れても　明日は晴れると信じて 君は今を全力で　命懸けで生きてるかい 僕はまだ足りないから　また走りはじめる どうか君に幸あれ 2020.9.5 6:50 #オリジナル