いのちの名前
Puttyel-パティエル-
いのちの名前
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【イベント🎪曲】
4月1日 午前8:00
「えぇー!!!?」
「な、なにこれ!?」
「どうなってるの!?」
異変に気づいたメンバーたち。
果たして彼らの身に何が起こったのでしょうか。
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「鬼灯ちゃ〜〜〜ん〜〜!」
「コムギちゃん〜〜〜!」
「「私たち、入れ替ってる…?!」」
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朝、目が覚めると同時にコムギは違和感を感じていた。
なんだか体が重たい……?
寝ぼけているだけかなぁなどと思い寝床から立ち上がってみると……あれれ、なんだか視線が高いような……
「むにゃ……おはようございます、コムギちゃん」
馴染みのある鬼灯ちゃんの声も、今日はやけに小さいような。
……ううん、声だけじゃない。
「鬼灯ちゃん、」
「あれ、コムギちゃん、」
「なんだか小さくなってない!?」
「なんだか大きくありません!?」
二人して鏡で自分を覗き込んだ朝。
どこかで聞き覚えのあるフレーズと共に、今日……4月1日は始まったのだった。
𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍
「これはあれでしょうか……! 今日はエイプリルフールですし、きっと悪戯好きの妖精さんの仕業……!!」
「鬼灯ちゃん!!! わくわくした顔で冷静に言わないでよぅ〜〜!」
「わぁぁ、ごめんなさい!」
小さくなっても同じ仕草で、鬼灯ちゃんはパタパタと手を振っている。
周りを見てみると、自分よりも小さな物が多くて戸惑ってしまう。
普段から過ごしている部屋なのに、大きさが違うとこうも見方が変わるなんて。
どうしよう……とオロオロするコムギとは対照的に、小さな鬼灯ちゃんはそわそわキョロキョロと辺りを見回してから、にっこりと笑った。
「でも……普段のコムギちゃんの視点はここなんですね。ふふっ、また1つコムギちゃんの事を新しく知れました!」
鬼灯ちゃんは普段とても冷静そうに見えるけれど、実はとても好奇心が旺盛。こういう何気ない事を1つ1つ知るたび、まるで宝箱を発見したかのように幸せそうに笑う。
「まぁまぁ、落ち込んでいてもどうにもならないですし、とりあえずいつもと立ち位置を変えて歌ってみましょう! 私がやってみたいだけなんですけど!!」
「…はぁ、鬼灯ちゃんが楽しそうだからいいだわよぅ…」
それは、エイプリルフール限定の魔法といったらいいのか。
次の日になったらすぐに元通りになったのだけれど……二人がそれを知るのは、もう少しだけ先のお話。
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🟠小麦ペア
✦これまでのお菓子
https://nana-music.com/playlists/3483511
パティシエ 鬼灯🍨
https://nana-music.com/users/6457126
小麦の隣人 姐さん🌾
https://nana-music.com/users/1025509
𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌𓈒𓐍𓂃◌
#Puttyel
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