琵琶湖周航の歌
ウクレレ
琵琶湖周航の歌
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琵琶湖周航の歌(びわこしゅうこうのうた)は、日本の学生歌の一つで、琵琶湖および周辺地域を題材とした、滋賀県のご当地ソング(cf.)の一つ。1917年(大正6年)6月28日成立(作詞:小口太郎、作曲:吉田千秋)。
われは湖(うみ)の子 さすらいの
旅にしあれば しみじみと
昇る狭霧(さぎり)や さざなみの
志賀の都よ いざさらば
松は緑に 砂白き
雄松(おまつ)が里の 乙女子は
赤い椿の 森陰に
はかない恋に 泣くとかや
波のまにまに 漂えば
赤い泊火(とまりび) 懐かしみ
行方定めぬ 波枕
今日は今津か 長浜か
瑠璃(るり)の花園 珊瑚(さんご)の宮
古い伝えの 竹生島(ちくぶじま)
仏の御手(みて)に 抱(いだ)かれて
眠れ乙女子 やすらけく
矢の根は深く 埋(うず)もれて
夏草しげき 堀のあと
古城にひとり 佇(たたず)めば
比良(ひら)も伊吹も 夢のごと
西国十番 長命寺
汚(けが)れの現世(うつしよ) 遠く去りて
黄金(こがね)の波に いざ漕(こ)がん
語れ我が友 熱き心(むね)
レコードの初版は1933年(昭和8年)にタイヘイレコードから発売された「第三高等学校自由寮生徒」の歌唱によるもの(品番:4580B)である[注釈 3]。
第二次世界大戦後は歌謡曲(ポピュラー音楽)として多くの歌手に歌われた。1961年(昭和36年)にボニージャックスが吹き込んだのを皮切りに[3]、ペギー葉山[3]や小林旭[3]、フランク永井[3]、都はるみ[3]、渡哲也[3]、倍賞千恵子[3]など、60組以上(1999年時点)[6]の歌手がカバーしている。中でも1971年(昭和46年)に加藤登紀子がカバーしたレコードは70万枚の大ヒットになった[6][3]。
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