【声劇】天使と悪魔

読み手: 台本:エグゼクティブソーダ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「最近…地獄行きの死者が多すぎると思いませんか？」 『思わないわね どいつもこいつも悪い奴ばかりじゃない』 「違います！人は生まれながらに善なのです！ きっと、辛いことにたくさん出会ったのでしょう…」 『ハハハハハ！ どうせ、みぃんな自分のことばっかり考えてるわ！ 見てみなさい、あの人間が犯した罪を！』 「彼にそこまでさせる悲しい出来事があったのでしょう 皆が幸せになれたらいいのに…」 『なんちゃって～ そういう話はいいのよ』 「私は本気で…！」 『はいはい でも、地獄と天国に行く死者の割合は7:3よ！ 結果として出てるじゃないの』 「私はその数値がおかしいと言っているんです！ 平等性に欠けているんじゃないかと…！」 『可愛い新米天使に悪魔からの忠告よ この天界に贔屓なんてありゃあしないわ』 「だとしたら、裁きの基準がおかしいのです！ 天界のコンピュータが映し出すのは人生の歴史のみ 裁くのは天界人だ！」 『人が愚かなだけよ』 「そんなことない！」 ※同時 『人なんて、わがままで勝手ばかりよ！』 「人間は、美しく尊いのです！」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー #炭酸水の台本 #台本