年中用伴奏
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年中用伴奏
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葵:桜の花が散る頃にはもう
私は此処に居ないからって
あの頃の僕は
何一つ理解していなかった
陽:隣に居るのが当たり前で
一緒にいるのが常だった
あの日の僕らは
何一つ戻らないのだろうか
新:幼馴染、腐れ縁
名前のついた関係に甘えてたのかも
夜:少し遠い、駅ホーム
何故、大事な想い(こと)に気がつくのは
失ってからなんだろう
黒:走る、東京行きの新幹線
君の夢を乗せて、行け
期待と不安詰まった
キャリー、引き摺って
白:警笛無視して走った脚
僕の想い連れて「行かないで」
たった一言、声にならなくて。
葵:言えない想いをこめた手紙は
新:拳の中でクシャクシャになって
夜:癒えない寂しさ背負った僕の
陽:顔は涙でぐちゃぐちゃのままで
黒:ただ、
白:ただ、
全:走り去った空(くう)に叫ぶんだ
新:好きだ
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