
声が、届く様に。【一人声劇】
演○:募集中 作:TK4
台本0161st【一人声劇】 自分の真ん中の一番大事なところで、今も鳴り続けてる。 【 #利用事項の確認お願いします】 ●伴奏への拍手・コメントお願いします。 https://nana-music.com/sounds/02facef8 ●性別は自由に読めます。 ●台詞改変(変更・増減)× ●台詞コピペ× 【シリーズ】 01「歌と声が、出会う。」 https://nana-music.com/sounds/05d3b44c 02「歌と声が、動く。」 https://nana-music.com/sounds/05dc98c9 03「歌が、繋いだ日々。」◆の過去 https://nana-music.com/sounds/05dc986d 04「声が、届く様に。」◯の過去 https://nana-music.com/sounds/05dc98a1 05「歌と声が、集う。」 https://nana-music.com/sounds/0620118c ■■■■■ 01:30 初めて自分でピアノの「ド」を鳴らした瞬間を、今も覚えてる。 ワクワクする新しいおもちゃだった。 適当な言葉で歌い始めた。それが保育園の年長。 両親は才能を期待して、厳しい先生に変えた。 楽譜通りに弾いても『ふざけるなら今日は終わり』と怒られて、理解できなくて、ピアノが苦痛になった。 毎回帰り道で泣いて母を心配させた。 01:00 でも、ばあちゃんに聴いてもらいたくて続けた。 ばあちゃんはシャンソンが好きでピアノも弾けた。当時の自分の周りで唯一ピアノが弾ける大人だった。 いつも褒めてくれて、一緒に弾いたり歌ったりした。 自分が高校生の頃、ばあちゃんは難聴になって補聴器を付けた。 それでも弾いて歌って欲しいと言われた。覚えてるからちゃんと聴こえてくる気がする、と。 ちゃんと届く様に心を込めたいと思った。 00:30 そしてばあちゃんは認知症になった。 怒ったり、人を疑ったり、あの頃とは別人だった。 なのに自分がピアノを弾いて歌を聴かせている間は、目を閉じて満足そうな表情のばあちゃんがいた。 00:15 亡くなって病院から戻った後、泣きながらピアノを弾いた。 悲しいまま歌い出して気付くと楽しい気持ちになっていた。 ありがとう、ばあちゃん。 今も歌が好きだよ。きっと、ずっと。 ■■■■■ 【実演ありがとうございます!】 Comic https://nana-music.com/sounds/06bc5454 雄中酔太 https://nana-music.com/sounds/05dd5f77 ■■■■■ #TK4台本 #音楽 #歌 #声 #ピアノ #家族 #他界 #楽器 #シリーズ #声劇 #一人声劇 #1人声劇 #朗読 #一人朗読 #1人朗読 #一人用 #1人用 #台本 #台詞 #コラボ #コラボ用 #コラボ歓迎 #拍手返します #コメント返します #nana民と繋がりたい ■■■■■ 【書いたやつ一覧】演者様お待ちしております。 https://nana-music.com/playlists/3425802
