【朗読】義務の言葉なんて(台本)

読み手:○○さま/BGM:harukiさま/台本:ありあ

harukiさまの素敵なBGMをお借りして 書いていた台本を投稿させていただきます。 ・性別問いません ・一人称、二人称、口調など変えていただいてokです ・かなりゆっくり、間をあけて読んでいい感じの長さです ・コラボいただきましたら聴きにお伺いさせていただきます #台本 #朗読 #1人用 #声劇 ----------------------- "ありがとう" そう言われ ボクは口角をきゅっと上げ 目じりを少し下げて言う "どういたしまして" 相手も同じように 口角をきゅっと上げ 目じりを少し下げて去っていった ・・・・ それは当たり前の光景 いつからだろう このやり取りに疲れたのは "ありがとう" "どういたしまして" それが当たり前、そう、当たり前… 何かをしてもらう度、 ・・・・・・ 伝えなければいけない言葉 … "わぁ！本当にやってくれたの！？ ありがとう！本当に助かった！" そうボクの手を握って 溢れんばかりの笑みで 言ってくれたあの人を思い出す ボクはあの表情とあの気持ちが欲しい 義務の言葉なんていらない 心からの言葉が欲しい ボクは我儘なのだろうか ------------------ 【小話】 大人になると 「ありがとう」という言葉を よくかけてもらえるようになるし よく言うようになるのですが(たぶん) なんていうか…大半は反射的に出る言葉なんですよね笑 誰かも私も反射的に笑って伝える、みないな。 そんななか、私は仕事柄、 凄い感謝されることもあって、 それってめちゃくちゃ嬉しいんですよね。 だから、言葉って心からの言葉を貰いたいな、伝えたいな、 と思って書いた台本でした。