【声劇台本】キスをする時
台本:みくま
【声劇台本】キスをする時
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彼女は言った。
「彼がキスをする時、1番初め啄むようにしてからキスをする癖はなくなったかしら?」と。
私は口を抑えた。
心当たりがあったから。
私の様子を見ていた彼女はくすりと笑うと、嬉しそうに言うのだ。
「あのキスは私が彼と付き合っていた時に覚えさせたのよ」と。
私の中の彼とのキスが、思い出が侵されていく。
これ以上聞いていられなくて、私は逃げ出した。
でも無意識に体は彼との秘密基地へと向かってしまう。
案の定、会いたくなかった彼に見つかってしまった。
彼は泣いてる私に驚いた顔をした。
そして涙を指で拭うと、目元にキスをおとす。
彼は私を慰める天才である。
だが彼が私の唇にキスしようとした瞬間、彼女の言葉が浮かび、私はキスを拒絶してしまった。
私は彼が他の女にマーキングをずっとつけられていたと感じたのだ。
なんて嫉妬深くて醜いのだろう。
私は彼に会ったら正直に話して謝ろうと心に誓ったのだった。
◇みくまからのお願い◇
この台本を使う前に!この台本のBGMを演奏してる方に忘れずにコメント💬か拍手👏をよろしくお願いします!
また私にも拍手👏やコメント💬してほしいなぁ……(こっちは絶対ではないです)
性別を変えたり、言い回しを変えたりのアレンジOKです。
ただし、物語の大筋は変えないでください(変えられたらそれはもう私の作品じゃないので)
それではレッツエンジョイ!
#キス #恋愛 #元カノ #独占欲 #嫉妬 #癖
#1人声劇台本 #みくまの台本
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