【二人声劇】依頼主には紳士的に。
アインス🌹つーちゃん。 レミル❄minto* 台本🐦早瀬小鳩
【二人声劇】依頼主には紳士的に。
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極めて不思議な二人組は、今日も街を歩き回る。
🐦Attention🐦
☁使用の際は拍手とコメントをお願いします。
☁内容が変わらない程度の口調などの変更は可能です。
☁アインス・カートは真ん中で区切らずに一気に言うとリズミカルでオススメです。
🌹:アインス
❄:レミル
🐦🐦🐦
🌹「其処の綺麗なお姉さん。良ければ俺とお茶なんてどうです? 何、忙しいですって? ならお手伝いしますよ! そんな遠慮しなくて良いんです、こんなに美しい女性が困っているんだ。一紳士として、放っておける訳ないでしょう」
❄「何をしてる」
🌹「う、厄介なのが来ちまった……」
❄「私は何をしてるのかと聞いたんだアインス・カート。今日は依頼を受ける日だと前もって言ったはずなんだが?」
🌹「あーはいはい分かってますって! 紳士たるもの困ってる人を放っちゃおけんでしょう先生!」
❄「そうだな。その心意気は買おう。しかし方法が駄目だ」
🌹「先生は堅苦しいんですよ! もっと肩の力を抜いたらどうです」
❄「依頼主に対して不躾な君が悪いだろう」
🌹「い、依頼主ですって? まさか、こちらのレディが?」
❄「君には失望した。後は私一人でやるから今日はもう帰れ」
🌹「あーっ、ごめんなさいって先生! 若気の至りってやつですよぉ、許してくださいって」
❄「うちの馬鹿が失礼。あちらの喫茶店でお話を伺おうかな」
🌹「アンタだって人のこと言えないだろうが! おっ、俺も行きますからねー! ったく!」
📚Character📚
🌹アインス・カート
カート公爵家の一人息子。とにかく女癖が悪い。困った両親によって、レミルの所へ送られる。レミルに一人前の紳士と認められない限り家には帰れない規約だが、本人はあまり気にしていない。
❄レミル・ラスクエ
経歴不明の謎に満ちた人物。元は探偵業をメインに活躍していたが、最近はほぼ万屋と化している。アインスからは先生と呼ばれ、なんやかんやで慕われているようだ。
🐦🐦🐦
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