二人声劇「桜」

妖たはら×僕かずまる 演奏ざくろ様 台本im

#炎 #ピアノBGM #鬼滅の刃 #無限列車 #しんどかった #二人声劇 #声劇台本 #朗読 #声劇 #コラボ募集 イケボが出せる人が羨ましいです。 ↓ここから 僕:桜を見ると貴方を思い出す。 妖『お前、こんな山奥で何をしている？』 僕「迷っちゃって‥」 妖『‥仕方ない。付いてこい』 僕「貴方は美しい人なのに、 ‥どうして狐の尻尾がついてるんです？」 妖『‥この山の話を、 村の人間に聞いたことはないのか？』 僕「え？」 妖『‥ほら村が見えた。 もう来るなよ』 僕「ありがとう！また来ます！」 妖『おい‥、話を聞いていたのか？』 僕「土地神？」 妖『元な‥。 今は人の信仰が薄れ妖に堕ちた。 ‥恐ろしいか？』 僕「いえ‥、 貴方が誰よりも温かい事を僕は知っています。 ‥それでいいのです。」 妖『‥春になればここは桜で染まるだろう。』 僕「ふふ‥、来いって事ですか？」 妖『気まぐれだ。 ‥花見もまた一興だろう。』 僕「約束したじゃないか！ 一緒に桜を見ようって！！」 妖『知ってるか？花は散るから‥、 美しいんだ。』 僕「何を‥！？」 妖『儚さは尊さだ‥。 ‥縁がないと思っていた。』 僕「僕は貴方に、 何も返せてない！！」 妖『温もりを知り、終わりを得た。 ‥これに勝る物があるのか？』 僕「手に入れられたはずだ！ 優しい貴方なら‥！」 妖『知らなくていい。 ‥既に満ち足りたのだから。』