うるおの性別について
ご報告 by うるお
〜お願い〜 今回の投稿は、 きちんとキャプションを読み、 内容をご理解いただいた上で、 もしいいと思ってくださった場合は拍手をください 拍手返しはいりません 拍手欲しいがための拍手は、 この投稿に関してはおやめください 僕にとって大事な投稿なんですこれ 〜本題〜 僕から皆さんにご報告?です 最近よくnana内で「性別どちらなんですか?」 と聞かれることがあります その度に僕は 「性別は不詳です! 聞いていただく皆さんに固定概念なく色々楽しんでいただきたいので!」 と、答えてきました ただ、 性別が気になる方もいらっしゃるようなので、僕の性別についてお話させていただこうかなと思います 長いので項目に分けてみました ①性別について ②今後について では、張り切ってどうぞ! ①性別について 僕は「Xジェンダー」です 多分、多くの方がこの言葉聞き慣れないんじゃないかなと思います Xジェンダーとは、ざっくり言うと、 「生物学的性別に関わらず、 性自認が男性にも女性にもあてはまらないセクシュアリティ」です 「…何か…言ってること難しい」と思われた方、 その感覚、間違ってないと思います 多くの方はこの一文でも聞き慣れない言葉がいくつも出てきたのではないでしょうか? そもそもこの一文を理解するには、 セクシャルマイノリティ(性的少数者)を表す用語や概念を理解しないといけません ただ、 それを全部やっていると本出来上がるくらい長くなるので、今回は詳しいことはカットさせていただきます 今知っておいていただければいいのは 生物学的性別→体の性別 性自認→自分をどんな性別だと思っているか と言う2ワードです かわりに参考になるURLを貼りますので、よければご覧ください↓↓ https://jobrainbow.jp/magazine/what-is-lgbt で、じゃあつまり僕は何なのか、と言うと 性自認が 「自分の中に男性女性どちらの感覚もあり、 またどちらもいない人」です わけわかめですね 正直自分でも言葉で説明するのは難しいです 僕はどちらの感覚もあります、 が、どちらもいるのかと言われるとそうでもありません 生物学的性別はハッキリしています が、これは明言しません その理由は後で説明します で、僕の場合、どちらもいるので、 性同一性障害の方のように生物学的性別を転換しようという気は今のところありません (可能ならとりたいところはあるけど) じゃあそれって、ただ 「男勝りな女子」か「女々しい男子」なんじゃないの? と、大体の方は思われるでしょう キッパリ言います 違います 例えば「男勝りな女子」が目の前にいたとしましょう 彼女は男性、女性どちらだと思いますか? 正解は 「その方が自分のことを女性だと思っていれば女性」です そして大概の場合、ただ性格がカッコいいだけで、本人の自認は女性です 男勝りだから「お前は男」と言ったら失礼極まりない上に、人権侵害ですよね? ようは「自分が性別をなんと自認しているか」が大事なのです 別の例で考えてみましょう あなたは身体的にも心も男性です そんなあなたの前に突然神様が現れて 「お前今日から女ね」と言われ、 体も女性に変えられました さあ、あなたはいきなり女性として生活していけますか? 前世とか来世とか、もし自分が女性に生まれてきてたらとかそういう話ではありません 今のあなたが、今からスカートを履いて生活できるか?という話です 多くの男性はできないのではないでしょうか それは例え今あなたの体が女性になったとしても、心が男性だからです つまり、 普段我々が使う「性別」という言葉の中には、 「心の性別」という意味合いが含まれており、 すべての人が心の性別を持っているのです 僕はそれが、 男女どちらかではなく、 どちらも「いる」し「いない」、ということです Xジェンダーの中にも様々なタイプがいます よく言われるのが 中性、両性、無性、不定性、などですね 僕は…両性であり無性って感じですかね めちゃめちゃ矛盾してますけど 正直ハッキリこれとは言えません 身体的にもまったく転換願望がないかと言ったら違うので、色々まだフワフワしてるところもあります そして、別に今無理してハッキリ決めなくてもいいかなと思っています (ちなみに、ハッキリ決まっていない、決めない、ような人のことを「クエッショニング」と言ったりします LGBTQ̟+のQの部分と言われています 僕はもしかしたらクエッショニングの方が近いかもしれませんが、個人的にはXジェンダーの感覚の方が近い そしてトランスジェンダー的な感覚もある、ややこしや) 皆白黒ハッキリつけたがりますが、 この世には他の色もあるんですよ アメリカのFacebookは性別の選択肢が58種類あるそうです (日本は自分で入力できる) そう、性別とは、虹色、多様なのです なので「性別どちらですか?」という問いに 「不詳です」とお答えしていたのは、それが「事実」だからです 「じゃあ生物学的性別どちらですか?」と聞かれたら、 上記にもあるとおりそれは「お答えしません」 なぜなら、それを言ってしまえば、 男から女になろうと頑張ってる人、 女から男になろうと頑張ってる人、 になってしまうからです 僕は、僕のことをどちらか一方に定義づけて貰いたくありません 僕は僕、うるおはうるおです だから「皆さんに固定概念なく楽しんでもらいたい」というのは濁しているわけでもなく、かわしているわけでもなく、隠しているわけでもなく、本望なのです ここまで読んで「結局どっちかわからなかったぞ?」と思われた方、わからないままでいてください 僕はどちらでもあり、どちらでもありません うるおです それ以上でもそれ以下でもない ②今後について 多分①を読まれた方で 「これからどう接していけばいいのだろう…」と思われた方いっぱいいらっしゃると思います 結論からいえば、 「変わらず接してください」 僕は腫れ物ではありません (そう思われてもいいですが笑) 実はnanaをやり始めて一番嬉しい誤算は 「性別どちらですか?」と聞かれたことでした リアルに対面すると、どうしても僕は生物学的性別の方で見られてしまいます そこからいちいちこのこと説明するの難しいんですよね しても大概は「反対の性別に憧れてる人」みたいになります マイノリティの中でもマイノリティですからね (この前も説明してポカンとされました笑) そして言われます「〇〇らしく」「〇〇なんだから」 これは僕にとってわりと、いや、めっちゃ嫌なことです 皆さん普通に生きてて「男らしくしろ」とか「女の子なんだから」とか言われて嫌な思いしたことありません? 僕の場合それが100億倍くらいの風圧で胸にドカンときます だから「性別どちらか」と聞かれた時、 最初は正直戸惑ったのですが、 よくよく考えると 「どっちにも聴こえてるってことか!?ಡ ͜ ʖ ಡ」 とニヤつきました 「両方に聴こえたら嬉しいな」と思って性別を明言しなかったことが功を奏しました笑 最初は明言することも考えてたんですけどねー その方が割り切って接しやすいかなと思って でも、混乱させてしまったかもしれないけど、個人的には明言せずよかったよかったです笑 そして歌も声劇も表現した通り、 演じた役柄通りに褒めていただけて有頂天でした イケボ!カッコいい!と言ってもらえれば ಡ ͜ ʖ ಡ ↑こんな顔してましたし セクシー!かわいい!(かわいいは言われてないかも笑)と言ってもらえれば ಡ ͜ ʖ ಡ ↑こんな顔してました 皆さんわかってるぅ〜と笑 つまり、 僕は今まで通り自分の表現したいことをしていくので、皆さんが思ったように感想言ってくだされば問題ありません 素直に言ってくださることが一番ありがたいです ただ、1つだけお願いがあるとすれば 「〇〇だから」や「〇〇なのに」という言葉はできれば使っていただきたくないです 僕が心身ともに男性で女声出してたら、 また逆だったら、 そういう言われ方をしても嬉しいかもしれません ただやはり僕はどちらでもないのです 自分自身ですら決められないことを 他の誰かに決められたくはないのです 褒め言葉として使っていただくことがあるのでお気持ちは大変嬉しいのですが、そこは僕にとって価値があるところではないのです 僕自身、そうされることが嫌と思いながら、気をつけていても固定概念を持って人と接してしまうことがあります なので僕も修行中です よければ一緒に色々意識を変えていけたら嬉しいです ここまで読んで 「あれ、もしかして自分それ系のこと言ってた?」と心配になられた方、 もしかしたらおっしゃってたかもしれません でも、気にしないでください 僕、謝ってほしくてこれ書いてるわけではありません 「こんな人間もおるで」と伝えたかっただけです 僕が言葉にすることで、もしかしたら同じような気持ち抱えている人の役に立てるかもしれない こういう感覚があることを知らなかった方に、知ってもらえる機会になるかもしれない そう思ったりしたからです だから「ごめんなさい」はメ🙅です もし何か思うところがあって、この話を聞いてそれでもまだ仲良くしてくれるというのであれば、僕と一緒にnana LIFEを楽しんでください 正直な話をすれば、 僕はこれでnana友さんが減ってもいいと思っています 僕だって、世の中に理解のできない人達がたくさんいます だから、マジョリティにマイノリティを100%受け入れろとは思いません マイノリティだってマジョリティを100%受け入れることが難しいように ただ、わかり合えないなら、お互いの価値観を尊重しあって、傷つけあったり攻撃しあったりしなければいいと思っています でもいつか、 LGBTQ+とかそんな言葉すらなくなるほど、ラベリングではなく個人を尊重しあえたらいいな、 次の世代にはそんな社会をバトンタッチしたいな、と思っているので、 もし離れる方でも、こんな人間がいた事、覚えていていただけたら嬉しいです そしてもし目の前に何かのマイノリティだという人が現れたら、話を聞いてあげてください その方はたくさんの苦しみを振り切って勇気を振り絞って、あなたにそれを打ち明けたのでしょうから 僕がこんなんなんで誤解されてしまうとまずいから補足しておきますが… Xジェンダーの誰しもがこんな感じではないと思います もっと深く傷ついている方もいるだろうし、あっけらかんと話すことはできない人もいるでしょう それも多様です なので僕をステレオタイプにはせず、 「性別は多様であり、その人にあった接し方がある」と思っていただければと思います ちなみに、 「と言うことは、うるおはバイ?」 と思われてる方いらっしゃるかと思います つまり、恋愛対象について気になってる方 これもやっぱセクシャルマイノリティのことを説明するところから始めなきゃいけないんで長くなるんですよ笑 なので、 「セクシャルマイノリティについてうるおなりにまとめ、ついでに自分の恋愛対象も語ってる」枠を別で作りました↓↓↓ https://nana-music.com/sounds/05c95694 気になる方はこちらをどうぞ また長いのに付き合える方限定ね! 後Xジェンダーについて詳しく書かれているリンクを貼らせていただきますので参考に! https://jobrainbow.jp/magazine/xgender ちなみに、このタイミングでのカミングアウトに特に意味はありません笑 年明ける前に表明しておきたかったのと これに合わせて歌おうと思ってた曲を覚えたのと… ホントは声ものせたかったからある曲を覚えたんですが、色々含め過ぎたら本筋に目がいかなくなりそうなのでギリギリで取りやめました それはまたそのうち歌いますわ〜 そんなこんなで、 これが僕「うるお」についてでした ここまで読んでくださり、 本当にありがとうございました! 以下、 英語でもちょろっと似たようなこと書きますが、「英語できるアピール」しているわけではありません なぜか繋がっている外国人のフォロワーさんに向けて書いてます (ほぼ交流などないのだけど笑) 英語はできる人ではありません 目下練習中です The above message is my coming out sentence. I'm Non-binary. There are Men and Women in my mind. And then, There are not male and female in my mind. I have mixed feelings. I'll never say my biological sex. Because I don't want someone decide my Gender. If you can accept my feeling, Please get along well. I hope all people will be happiness in the world.
