【声劇】寄り道

音楽｢より様｣／読み手｢コラボ者様｣／台本｢メルライ｣

夜遅くに失礼します。 声劇台本書かせていただきました。 よければお使いください。 ──────────────────── ※｢ねぇ、知ってる？ 死んでもね、心残りがある人間は、あの世に行けずにこの世をさ迷い続けるんだって｣ ふと君がそんな言葉を放った。 僕はどうせ、いつものふざけ話だろうと思い、｢そうなんだ｣と軽く受け流した。 ※｢私さ、もし死んだらこの世をさ迷っていたいな...｣ 悲しそうな目でつぶやく君に、｢病気じゃあるまいし、そう簡単に死ぬわけないだろ｣と君が傷つく言葉をかけた。ハッと気づき俯く。 ※｢ごめん...また明日ね...｣か細い声と共に走り去る音が聞こえ、顔を上げた時には君の姿はもうない。 そして翌日、君が病気で命を落とした知らせを受けたのだった...。 ｢なんでだよ...！！また明日って...言ったじゃないか...！僕のせいだ...僕が...｣ するとそこへ小さな光が飛んできた。それを見て僕は涙が溢れてくる。だってそれは君だと感じたから...。 ※｢今までありがとう...｣ そう小さな声で聞こえた気がした...。 ──────────────────── 【あらすじ】 ｢君｣という存在は病気で自分の命が残り僅かなことを知っていた。でも｢僕｣を心配させないために病気のことを隠していた。 だが｢僕｣は薄々だが気づいていたのだ。彼女が無理をして笑っていることも...。 ⚠️｢※｣の部分は別の読み手の方が読んでもいいですし、ひとりで語る形でも大丈夫です。 ──────────────────── #よりそんぐ #即興 #ピアノ #BGM #声劇 #オリジナル #切ない #悲しい #声劇 #声劇台本 #台本 #ひとり声劇 #二人声劇 #病気 #死 #シリアス