懐中時計
台本師:第本屋cherry
懐中時計
- 6
- 1
- 0
台本のテーマ
お伽噺
台本師
第本屋cherry
……………………………………………………
①アリアドネ cv.はのん
②クラウス cv.針と糸とハサミ
③ナレーション cv.有栖川 藍菜
……………………………………………………
③これはとても栄えていた王国の悲しい物語。
①クラウスッ!お願いよ⋯私を置いて逝かないで⋯⋯!!
②⋯すまない、アリア。君を悲しませてしまって。 泣かないで⋯歌ってくれないか?私の好きな⋯最期は君の歌に見送られたいんだ。
①⋯分かりました。心ゆくまで、謳います。心を込めて、唄いましょう
③アリアドネはクラウスが息を引き取っても尚 彼の好きだった歌を謳い続けました。
寝る事も食べることもせず、ただ歌い続けました。
①⋯⋯過去に、戻れたら。また貴方としたいことがあったのになぁ⋯過去に、戻る。⋯⋯過去⋯⋯に?
①この懐中時計は願いを叶えてくれるのよね。だったら⋯「彼と出逢う前に戻りたい」
②おや、ご機嫌よう お嬢さん。
②ご機嫌いかがですか?レディ。
②⋯お体にお気をつけて
①⋯⋯私は、誰に会いたかったのかしら?
③やがてアリアドネと呼ばれた老女は姿を消してしまいました。これはかつて栄えた 王国の御伽噺
……………………………………………………
あらすじ
かつて栄えた王国にはアリアドネ妃とクラウス王が仲睦まじく暮らしていました。しかしクラウスは病に倒れ 若くしてこの世を去りました。残されたアリアドネはたいそう嘆き 過去に戻れたら⋯⋯と考え 願いを叶える懐中時計を使い 過去に戻ろうとしました。
過去に戻ってもアリアドネは実年齢のままになってしまうのでアリアドネに対するクラウスの対応も変わっていく⋯
登場人物
アリアドネ
クラウス
ナレーション
コメント
まだコメントがありません