【声劇】あぁ、推しよ愛しき我が推しよ

読み手:reiTo 台本:エグゼクティブソーダ

読み切れました(読み切れたとは言っていない) そして聞き取れなさそうな滑舌です 素敵な台本お借りしました！😭 #炭酸水の台本 いつかリベンジ…恥ずかしいのでそのうちシクレにします… ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ああ、我が推しよ…今日も神々しい いや、今日だけではない…いつ見ても神々しい あれ後光？後光差してない？ 後光がスゴイ勢いで光り輝いてない？ この間君の姿をリアルで見れる 数少ないチャンスが来たと思って、 県外のあんまり聞いたこともないような ライブハウスに行くために 飛行機のチケットをとっていたんだよ… でも、このご時世だから全部中止になってしまった！ なんてことだ！ しかし、我が推しは私を見捨てはしなかった！ ライブは無観客オンラインで配信されるというじゃないか！！ 神か！神なのか！？いや、知ってたよ！ 神なの！もうすっごく神！ 今回私が狙っていた物販のグッズは残念ながら 販売されないということだが… ライブをオンライン配信してくれるという対応だけで 私は納得していた ありがとう…ありがとう…感謝してもしきれない…！ しかし！物販も後程オンラインで販売されるだと！？ 天変地異によって滅びゆく地球にもたらされた神の啓示かと思ったじゃないか！ ああ…生きていける！私は明日も生きていける！ 先日、私と同じ仲間かもしれないと思っていた同僚に私の趣味を打ち明けた この世界に何人いるのかもわからない そんなことはないのだが、周りで見たことが無さ過ぎて、 もしかしたら両手足で数えるほどしか 存在しないとさえ考えていた 我が仲間の一人となり得る人間ではないかと思っていた しかし、打ち明けた瞬間、彼はしっかりと引いていた 周りの人間は私の推しを理解しないだろう 我が推しが、マイナーと言われていることは理解している 理解などしなくていい ただ引くな！否定するな！なぜ敵になるんだ！ 理解できないんだからほっといてくれよ！ 周りの人間と一緒になって私をおとしめようとするんじゃない！ 私はお前が有名アイドルのファンクラブに入り 毎年幕張メッセで行われるライブにこっそりと赴き、 色とりどりの衣装を身に着けた仲間と一緒に ペンライトを振り倒していることを知っている 本気でドルオタであることを隠すのならば ファンクラブ会員限定のグッズをキーホルダー化して、 カバンの目立たないところに着けるんじゃない！ こすいぞ！ 目立つところに着けろよ！ それが真の推しを愛するファンの姿じゃないのか！ だが、私は彼を否定することはない 彼もまた推しを愛する者の一人なのだから 誰か一人だけでもい 愛する者がいるというその事実が、人の心を豊かにする 豊かな心こそが、明日を生きる活力を生むのだ そして、私の生きる活力を生む存在こそ、 世間一般でドマイナーと言われる推しなのだ 人気の規模など関係ない 誰が知り、誰が知らなかろうが関係ない 私は推しを愛している 一般人では見えない後光をこの目に映し出させるほどに ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー