【声劇】マフィン
読み手: 雪見だいふく×炭酸水 台本:エグゼクティブソーダ
【声劇】マフィン
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彼氏「」 炭酸水
彼女『』 雪見だいふく
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「難しいもんだなぁ…」
『あれ?何してんの?』
「いや、たまには料理でもしてみようかなって」
『何作ってんの?』
「秘密」
『なんでよ』
「なんでも
そのうちできるからちょっと待っててよ」
『わかった』
「今日ってなんの日か覚えてる?」
『あれ、なんかあったっけ』
「お前のそういうとこ嫌い」
『私は好きなのに』
「俺も」
『なんだよ
ねぇ、お茶注いでよ』
「やだ」
『なんでよ、自分でやって』
「え?」
『え?あ、自分でやれだと私がやるのか』
「バカじゃん」
『ウケる』
「…あ、できたよ」
『お?なになに?』
「はい、一緒に食おうぜ」
『何…?これ、マフィンじゃん』
「お前が俺に初めて作ってくれたのマフィンだったろ?」
『よく覚えてたね
5年くらい前の話なのに』
「そりゃあ覚えてるよ、大事なことだろ?」
『あ!今日ってもしかして5年目の記念日!』
「もしかしなくてもそうだよ
…どう?」
『私が作った方が美味しい』
「そこは褒めろよ」
『だから、次は2人で作ろ』
「おう」
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コメント
1件
- 雪見だいふく❅*°素敵です〜