【声劇】後光のせいだ

読み手: 台本:エグゼクティブソーダ

ダヴィンチ「」 ブッダ『』 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「あ、ブッダ様、お疲れ様です」 『あ、ダヴィンチさんじゃないですか こちらの天上にいらっしゃるのは珍しいですね』 「モデルをしてくださっているイエスが休憩をと」 『死んでまで絵を描き続けるとは熱心ですね』 「それ以上に楽しいことなどありませんからな」 『あれ？そういえば こちらに来てからは本物の神を描きまくっていたのに、なぜ私は描いてくださらないのです？』 「あぁ、いえ、その…」 『なぜか衆生の者たちが作る私は似てないのです 髪の毛とかサラサラなんですよ？』 「そうですね…はは…」　 （見えない！後光が凄すぎて見えない！ 完全なる逆光！描けるか！こんなんで！） 『描きやすいように、こんな格好してるのに…』 （どんな格好してんの！？ 気になるよ！後光を抑えてくれよ！） 『そちらの神々のような肉体を目指し体脂肪率8%まで落としてるのに』 （しかも努力してらっしゃる！！） 『どうですか？描いてみませんか？』 「ぞ、造形が美しすぎるのでもう少し構想を練らせてください…」 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※何しても大丈夫です #炭酸水の台本