あくび
キクチリョウタ
あくび
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目覚まし時計よりも
少し早く目覚めて
もう一度目を閉じて
夢の続きを歩いてみる
木蓮の花の下
ふたりの影が笑う
いつしか一つになり
君の声で目が覚める
当たり前のようで儚いから
埃をかぶってしまわぬよう
君といる毎日が
毎日でなくなる時に
僕はどれくらいこの
日々を愛せるかな
あくびが重なる朝
そんな事で笑い合って
言葉もなくたって
愛せる日々を見つめていこう
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