【声劇台本】第三話:厄介な依頼ごと【インチキ霊能者召裏の事件簿】
台本:ばね ◆: ★:
【声劇台本】第三話:厄介な依頼ごと【インチキ霊能者召裏の事件簿】
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いつもの如く依頼内容を聞き出す召裏。
しかし、今回の依頼はちょっといつもと毛色が違いそうで…。
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◆召裏(めしうら):株式会社心霊コンサル代表にして(自称)稀代の霊能力者。
★客:心霊コンサルに相談に来た客。半信半疑。だが間抜け。
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◆で、ご依頼の内容というのは。
★実は、先月祖父が亡くなりまして、遺産の整理をしていたところ
もう住んでる人も誰もいない古いアパートが一棟見つかりまして。
◆ほう。
手入れをしてまた貸し出せば良い収入になりそうですな。
★はい、そう思いましてリフォーム業者に入ってもらったんですが…。
…出るんですよ。
◆霊ですな。
えぇもちろんあなたが事務所に入ってきた時から気づいていましたとも。
その肩にどんよりと重く立ち込めた霊気が…。
★えぇ!?
僕はまだ現場には行ってないのにもうそんな影響が…。
◆ウォッホン!
それで、続きは。
★あぁ…えっと。
業者が言うには、誰もいない部屋から音がしたり
ドアがバタバタと開いたり閉じたり…
極め付けは…。
◆極め付けは?
★現場の人間がみんなして同じ言葉を聞いてるんです。
「カレハドコダ…!」って。
◆ふむ…。
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#声劇 #朗読 #台本 #インチキ #霊能力者 #掛け合い
コメント
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- 風晴 健太郎二役ともコラボ募集させて頂きました。ありがとうございました!