芥の部屋は錆色に沈む -4
こんにちは谷田さん/キタニタツヤ
芥の部屋は錆色に沈む -4
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どうしてこんなに、僕の生活は
朝にだって昼にだって夜にだって理不尽に苛まれ
どうにもできない、散らかった部屋の隅で泥水を口に含んでも
「誰が僕を救ってくれるの?」
背後に張り付く視線は、
「彼の目がこちらを見ている」
タバコの煙で顔を隠したって、その視線が僕を貫いて
飽き飽きしてんだ 薄汚れたこの生活から救ってくれ
このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢
これが何者にもなれない僕らが見ている未来
このままじゃ、どうしようもない僕が吐き捨てた彼を呪う言葉も届かぬまま
彼は罰すら与えてはくれないのさ、この僕の愚かさに
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