嫌
木香めいる
嫌
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嫌
見えてるものをいくつ数えても
小指までいかないんだ
覚えてる傷、忘れられず
涙を連れだしていく
夜寝る前に悲しくなってくるよ
明日が暗くて怖いから
血に染まった僕の手が
痛みを連れて妬みを奪う
最終電車が僕を見る
目線はちょっとだけずらす
帰る場所はそこじゃない
そこでありたくないんだよ
あぁ 嫌、嫌嫌
生きろなんて言わないで
この唄なんか聴かないで
僕を見ないで
あぁ 嫌、嫌嫌
同情なんかしなくていい
今すぐ僕をほっといて
あぁ こんな僕が嫌だ
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