【声劇台本】年上のあの人
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【声劇台本】年上のあの人
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「ほんと、アンタといると退屈しないわぁ」
君はそう言って楽しそうに笑った。
「それ、どういう意味で言ってます?」
僕は苦笑いでそれに答える。
僕らは話が合って、趣味が合って。
共通の話題が沢山あった。
仕事場での悪口だって言い合った。
そんな時間が、ただ心地よくて。
いつまでも続けばいいなあ、なんて、思ってしまっていた。
「私、プロポーズされちゃいました♪」
飲んでいたドリンクでむせた。
「えっちょっ大丈夫??」
大丈夫なわけない。彼氏がいることすらも知らなかった。
「プロポーズって…彼氏いたのに、なんで僕とずっと会ってたんですか。」
色々聞きたいことはあったけど、確認したいこともあったけど、なによりもまずこんなことを聞いてしまった。
「えっなんでって、アンタとは話がよく合うし、可愛くて弟みたいな存在だったから」
あー。このセリフ、漫画とかゲームの中だけだと思ってた。
ほんとにいるんだ。こういう人。
「…ふざけないでください」
俺は…アンタの弟なんかじゃない。
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ひらたほのかです。性別など好きに変えて頂いて構いません。
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