雲と幽霊
ヨルシカ n-buna ナブナ
雲と幽霊
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幽霊になった僕は
夏の終わり方を見に行くんだ
六畳の地球で 浅い木陰のバス停で
夜に涼む君の手
誘蛾灯に沿って石を蹴った
街の薄明かりが揺れている
何も見えなくたって
何も言わなくたって
誰も気付かなくたって
それでもわかるから
君と座って
バス停見上げた空が
青いことしかわからずに
雲が遠いね ねぇ
夜の雲が高いこと 本当不思議だよ
だからさもういいんだよ
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