#1 出会い
Mia × 小日向杏樹
#1 出会い
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#1
mia「どうも、こんにちは、小日向杏樹様。魔法少女に興味ないですか? 可愛くてきらきらで強い魔法少女になりたくはないですか?」
突如背後に現れたピンク髪の女
小さいころテレビで見て憧れてた魔法少女に私もなれるんだ
それで頭がいっぱいだった杏樹は深く考えもせず言った。
「やります!私も魔法少女なってみたい!やらせてください!」
ピンク髪の女はにっこりと微笑み杏樹の頭に手をかざす。
mia「杏樹様の人生に幸あれ。」
________同時刻 【?視点】________
ある晩のお話。
賑やかなお店から出てきた仲良さげな女性が二人。
楽し気に話に花を咲かせながら帰路につく。
_刹那、彼女らは宙を舞った。
信じられないと思うだろう、だが確かに彼女らは宙を舞ったのだ。
彼女らの居たはずの場所には、黒くて全身が細い、人間のように二本足で立つ、人間ではないナニカが立っていた。
ナニカが近づくたび、酷く震え、怯える二人
助かるすべはないと思われた。
「杏樹!!あんただけでも逃げなさい!!」
「さ、紗那?何言ってるの?」
どうやら紗那という方が自己犠牲心が高いようだ。
さあ、どうなるのかなぁ__
っと、電話だ。
勝手に出てきたのバレちゃったみたい。
あーあ、いいところだったけど、帰らなきゃ。
小日向杏樹ねぇ。生き残るといいねぇ。
だって、殺すのは僕の役目だからね。
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