【百合声劇】あの日の光景【後編・声劇台本・回想】
台本:ひびきまん ●()×○() BGM:みわたか様
【百合声劇】あの日の光景【後編・声劇台本・回想】
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揺るぎない現実。
前編 https://nana-music.com/sounds/0593f033
中編 https://nana-music.com/sounds/0593f068
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈台本┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
●…!誰か帰ってきた。
○葵…葵…(少し喘ぐように・なんなら前の台詞に被せてもよい)
●小雪、もうやめなって…!誰かにこんなところ見られたら…
○…いや。離れたくない。
● …小雪、私はたしかにあんたのこと愛してる。ずっとこうなりたいとも想ってた。だからこそ、この関係は誰にも…
○(前の台詞にかぶせて)本当に愛してるのなら!…慰めてよ。…弟に苦しめられた私を。
●…弟に…?
○もう耐えられないの!…両親が事故で死んで、私達2人だけになってから、必死に頑張ってきたのに…!
●…話して。私、小雪のこともっとちゃんと知りたい。
○…私が倒れて以来、弟は豹変した。これまでの憤りを言葉と暴力でぶつけてきて、さらには常に監視してきて…地獄だった。…でも、他に頼れる人なんて…
●…小雪、あんたはなにも悪くない。あんたの弟は異常なんだ。小雪が苦しんでいる姿がなにも見えてないんだよ。だから、私があいつからあんたを守る。
●葵…
○明日から、私の家に泊まればいいから。ね?
○…うん。ありがとう。(安心して眠る)
〈多めに間をとる〉
●…みてるんでしょ、弟くん。…もう二度と、小雪に関わらないで。
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結論から言わせていただくと、ただただ、これを書きたいがために三部作でお届けしました。弟くんはあくまでこの二人を結びつけるためのトリガーであり、悪者でしかないのです。感情移入してしまった皆様には申し訳ありませんが、これが現実なのです。色々とめちゃくちゃな設定になってしまいましたが、ご理解のほどお願い申しあげます。
○小雪(姉)→両親を中学生の頃に亡くし、誰も引き取り手がいない状態の中(金銭は遠くに住んでいる祖父母からどうにかつないで貰っていた)弟を養うため人一倍努力してきた。ストレスで倒れて以降、弟からDVを受け、ノイローゼに陥っていた。
●葵→小雪とは小学生の頃からの親友だが、いつの日か小雪に恋心を抱いていた。小雪がノイローゼになって以降は相談役として小雪を支えてきた。そしてこの出来事のつい昨日、小雪に告白し、身体を重ねた。
弟→姉をノイローゼに陥れた張本人。
#声劇 #2人声劇 #掛け合い #百合
コメント
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- みみのすけ🐱💕(放置垢)nana辞めました素敵な台本お借りさせていただきました(*´▽`*)百合の台本もいいですね(*´▽`*)ありがとうございます(*´▽`*)