焦土の上にできた街
作詞: Sken
焦土の上にできた街
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焦土の上 屋外工作機
鉄粉塗れで見た朝日と
眠ちまって
吸わずに落ちたタバコの灰
生きるために必死な奴が
あの頃は格好良かった
汚ねぇ面ってのが褒め言葉さ
ビールのから瓶と王冠
チビに渡して
1本のビールを回して飲んでは
誰かが夢を語り出してよ
空気は汚ねぇし
道もがたついて
何一つまともなものなんてねぇんだ
誰もが何かを作ろうと
自分達が変えていくんだと
未来に賭けて
飛行機の飛ばない空に
バルーンを飛ばして
風に舞ったチラシが
店を作って
太陽で育つように
ビルが建って
気づけば俺らは老いぼれていた
焦土の上にできた街は
お前らにとって幸せかい?
いいか? 気にするなよ
俺らの屍なんか
踏み越えて行け
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