11.嵐の訪れ
劇団indies
11.嵐の訪れ
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#劇団インディーズ #劇団インディーズ_配信 #劇団インディーズ_泡沫の涙
🐙:おい、聞いたか?カイル王子の婚約者の話。
🦐:ああ、とても美しい歌声を持つそうだ。
🐡:それにとってもチャーミング!笑顔がとっても可愛らしいのよ。
🦑:淑やかさには欠けるけれど、お転婆な位が彼にはちょうど良いのかもね。
🦈:今度のパーティーにお2人揃って参加されるんですって!楽しみだわ!
🐋:握手してもらえたりして…きゃー!
海辺で涼みながら語らう陸の人々の会話を、ブライアンが耳にする。
ブライアン:なんだって…!?それじゃあアメリアはどうなっちまうってんだよ…
ブライアン、慌てて海の中へ潜る
🐋:あら?でも最近一緒にお出かけになられていた女の子はどうするの?
🦐:ああ、病気か何かで喋ることが出来ないって子だっけ。あの子も結構な美人だよなぁ。
「🐡:髪は珊瑚のような色で水草のように揺らめいていて、真珠の様な肌…静かに笑う姿も、とっても美しい方ね。」
🦑:あの子が喋れたらなぁ、とってもお似合いなのに。
🦈:身元が分からないんじゃ仕方ないわよ。王子様には相応しい身分の方が側にいるべきだわ。
🐙:そうだよなぁ。あーあ、勿体無い。
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