『う』のつくアイツ
台本師:はむ
『う』のつくアイツ
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台本のテーマ
土用の丑の日 3人
台本師
はむ
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牧瀬 簓 cv.らむ
鹿路庭 かえで cv.ゆきじ
薬袋 月風 cv.煌光
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かえで「君達!!今日は何の日か知っているか!!」
簓「あー…えーっと、先輩の誕生日とか」
かえで「おいそれは忘れないで欲しいな」
月風「違いますよ簓君、今日はかえで先輩の飼ってる猫ちゃんの誕生日です」
かえで「ドヤ顔して言ってるけど全然違うからな??……こほん。今日は丑の日、そう、『う』から始まる『アイツ』を食べたいと親に強請っても怒られない日!……という訳で今ここに用意しているのだが」
簓「えっ……まさか、あの『う』から始まる『アイツ』を……!?」
月風「いやそれどういう訳なんです?てかここ部室ですよ?ナマモノとか、本気ですか?」
簓「何を今更言ってるんだ月風、かえで先輩に常識なんて通用しないんだぞ……」
月風「あぁそうでした、私の知ってるかえで先輩ってそんな人でしたもんね……」
かえで「あっはっは善は急げだ!!そう、これが、『う』から始まる……」
かえで「『う』なぎパイ!!」
簓&月風「ええ…………」
かえで「私の家じゃうなぎパイは高級お菓子だったからな、それに丑の日には『う』のつく食べ物を食べると良いと言う迷信もあって……おい、なんだ2人ともなんで私の肩に手を置きながら泣くんだおいこら離せ!」
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Preface
・丑の日って、途端に『う』のつくアイツが食べたくなりますよね。どうやら妙延高等学園の彼等も、同じ考えのようで……。
Character
牧瀬 簓(マキセ ササラ)
・私立妙延高等学園2年生。文学部部員。かえで先輩に「君は文学部に来るべき」とか何とか色んな理由で文学部に無理矢理入部させられたが、実際は部員が少なくて廃部になりそうだったから適当に抜粋したとのこと。けれど、月風やかえで先輩に優しくされる度に「文学部も悪くないな」と最近思い始めてきたらしい。単純である。
鹿路庭 かえで (ロクロバ カエデ)
・私立妙延高等学園3年生。文学部の中でも抜きん出て変人。のように見えるが、実際は貧乏で健気な乙女。エセ博士のような気取った話し方のせいか友達が少ないのが悩み。お気に入りの香水はフルール オードパルファム(お小遣いで買った)らしい。簓の事は「部員が少ないから」誘った、と断言しているが、どうやら他の理由があるようで……?
薬袋 月風(ミナイ ルカ)
・私立妙延高等学園2年生。簓の友達で、(本人には伝えていないが)部活は同じにしようと決めていたらしく、簓が文学部に入ったと同時のタイミングで入部。最初はかえで先輩の圧倒的謎オーラに気圧されはしたものの、今ではすっかり慣れ、部室はもうほぼ家のような場所に。本人曰く「慣れって怖いね」との事。
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