第2章 仲良くなったなぁ
Will
第2章 仲良くなったなぁ
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鈴子「ひ、姫ちゃん、どこに行くの…?」
姫「別に行くところなんてないわよ」
鈴子「え?さっき行きたいところがあるって…」
姫「ウィドラが面倒くさそうだったから言っただけですわ」
鈴子「そ、そうなんだ…」
(少し間をあけて)
鈴子「あ、あの!」
姫「何かしら」
鈴子「姫ちゃんってさ、いつも堂々としてて凄いなって思ってたの。でね、あの…何でそんなに堂々としていられるのかなって…」
姫「それだけかしら」
鈴子「う、うん。ごめんね、急にこんなこと…」
姫(被せるように)「そんなの簡単ですわ!」
鈴子「え?」
姫「私の夢のため。それ以外ありませんの!」
鈴子「姫ちゃんの夢って自分中心の世界…だっけ…?」
姫「そう!私中心の世界になって、王子様が迎えに来て、そして国民に見守られながらのパレード…!ふふふっ」
鈴子「それが…夢?」
姫「…わかってますわよ。そんなおとぎ話みたいな…って思っているんでしょう?」
鈴子(食い気味に)「そんなことない!」
姫「なっ…!?」
鈴子「とっても素敵な夢だよ!私…応援する…!」
姫「そ、そうでしょう!貴女、わかるじゃない!し、仕方ないから従者にしてあげますわ!」
鈴子「じゃあハッピーエンドになるまで見届けないとね!」
姫「ふふ、そうね。さいごはハッピーエンドよ。」
#ゆずちゃ #BGM #魔法少女Will
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