💐プロポーズ
☔ソフィア×☀️ローゼ
💐プロポーズ
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「誰もが物語の主人公で強がってて」
『弱さも見せてよ ほら手を繋いでよ』
☔×☀️ Junebride💐Story
【プロポーズ/HoneyWorks】
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「幸せな結婚式には幸せなリングを!」
昔から6月になるとそんな謳い文句のCMがよく流れてきて、誰かのお嫁さんになるってどんな感じなんだろう、結婚式の時私は泣いちゃうのかな、そう思っていた。
─────今年もまた、この季節がやってくる。
☀️「そっか、もう6月なんだね。通りで湿気が酷いと思ったよ。」
☔「...そうね。」
☀️「僕の髪は短いから整えるのは楽だけど、君は大変そうだね。でも、いつも綺麗で素敵だよ。」
☔「...えぇ、ありがとう。」
その日、2人は同棲中のアパートの一部屋でテレビを見つつたわいもない会話をしていた。
しかし、ある時からソフィアはどこか上の空で、ローゼはその理由が全く分からなかった。
☀️「ソフィア、どうかしたのかい?話があるなら...。」
☔「...幸せな結婚式には幸せなリングを。」
☀️「えっ?」
☔「私、よく考えたらリングを貰っていないわ。今日買いに行きましょうよ。」
なるほど、あのCMか。漸く納得したローゼの頭は、暫く前から考えていたことが浮かんだ。
同棲を始めて1年。
もうそろそろ...という話は二人の間でよく話題に上がっていた。
☀️「リング、か...。」
☔「この前「僕が君を養ってあげるからね!」...って意気揚々と話していたじゃない。だから、リングは貴方からだと思うのよ。」
☀️「うっ...。」
実際、それは紛れもない事実だった。どうしてもソフィアの前では格好をつけたいローゼは高らかと宣言してしまっていたのだ。
☀️「...ちょっと待ってて。」
これも惚れた弱みだ、と財布を潤しにコンビニへ走ろうとすると、
☔「...ふふ、嘘。嘘に決まってるでしょう?2人でひとつずつ、買いましょうよ。」
☔「そうね、私が貴方のを、貴方が私のを選ぶっていうのはどう?」
またいつもの気まぐれがローゼを惑わせていたのだ。彼女は内心胸をなでおろしつつ、ソフィアと東京の街へ出かけた。
ソフィアの案内で昼間なのに夜のように暗い路地裏を通ってあるリングショップに辿り着いた。店長と幼馴染らしい。
☀️「こんな捻れたリングなんてどうかな?」
☔「そうね...私はこれみたいな線が入ったのが気になるわ。」
☀️「沢山あって迷っちゃうね。」
☔「ふふ...そうね。」
2人は眩い宝石たちに囲まれながら、お互いを思いながら、リングを選んだ。
どのリングを選んだかは店を出てから教えることにした。
☀️「さぁソフィア、君は僕にどんなものを選んでくれたんだい?」
☔「私からなんてずるいじゃない、一緒に見せましょうよ。」
☀️「確かにそうだね。それじゃあ...。」
せーの、で出したリングは最初に店長にオススメされたペアのリングだった。
ふたつは色違いで、金と銀。
それぞれ裏に刻印があり、金の裏には雫、銀の裏には太陽のマークが入っている。
まず、ソフィアが笑った。
それを見て、ローゼが笑った。
太陽の光を受けてキラリと輝く2つの輪は、これからの未来がきっと明るいものだと2人に確信させた。
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―lyrics―
(☀️/☀️)未知なる世界に胸を高鳴らせて語った
「描く未来は叶えよう」って僕は言うよ
君に君に言うよ 言うよ
(☔/☔)昨日の夜空は寝ぼけ眼で笑ってたよ
まるで世界は二人だけみたい
そんな冗談に照れ笑いして
(☔️)誰もが物語の主人公で強がってて
(☀️/☀️)弱さも見せてよ ほら手を繋いでよ
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―cast―
☔ソフィア cv.にな。
(https://nana-music.com/users/7749623)
☀ローゼ cv.ここあ
(https://nana-music.com/users/1310845)
☔×☀
https://nana-music.com/sounds/0541d889
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―tag―
#ANGELUNA #プロポーズ
#ソフィア #HoneyWorks
#ローゼ
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素敵な伴奏をありがとうございました✨
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