【声劇台本】頼むよ、少年。【1人用】
おさとう
【声劇台本】頼むよ、少年。【1人用】
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#SF #シリアス #1人声劇 #声劇 #台本 #声劇台本 #台本 #演劇 #儚い #オリジナル台本 #覚悟
お借りしました！！！どんな心情でやればよかったのか、、むずい！
===【あらすじ】=================
タイムマシンは完成した。
しかし、覗いた未来で見えたのは、時空干渉により地球が瓦解するという、己が招いた結末であった。
恩師の犠牲や友人との絆、大切な人との思い出を全て払い除け、チームに注いだ時間は本当に大切だったのだろうか。やはり、声を大にして中止にすべきだったのではないか。
そんなことを考えている時、タイムマシンの暴走により20年前に飛ばされる。
嫌になるほど見覚えのある少年を前にして、言わなければならないことがあった。
===【台詞】=================
「こんなことを言うのは、間違いなく無責任だ。」
「それもそのはずだ。」
「これは、責任から逃げていた私が招いた事態だ。」
「だから今から、小さな君に責任を負わせる。」
「これから君は、幾度となく選択を迫られるだろう。」
「けれども、必ずしも正しい選択をとらなくてもいい。」
「君のできることをするんだ。」
「見えていることをするんだ。」
「目をそらしちゃだめだ。」
「そっぽを向いたが最後、君は第三の選択肢を作ろうとするだろう。」
「そんな分岐の仕方で、いつまでも奥地へ歩み続けることになる。」
「そうして気づいた時には、全てが真っ暗だ。」
「枝葉はどこにもない。」
「ただ一点、発展性のない"イマ"に繋がる。」
「頼むよ、少年。」
「私にはもう、声を荒げることしかできないんだ！！」
「君のその綺麗な手なら、十分に血液が巡り温もりを宿しているその手なら、まだ掴むことができるんだ。」
「まだ若い君に、私から最後の無責任な荷移しを。」
「君に託す。」
コメント
1件
おさとう@台本を手に取っていただきありがとうございますm(*_ _)m 自分で書いといてなんですけど、複雑な感情ですよね〜笑 頑張っていただきありがとうございました👍
