ウォル-始まりの奇跡-編☪︎第4話《セレステの予知》
OBM☪︎ウォル
ウォル-始まりの奇跡-編☪︎第4話《セレステの予知》
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☪︎Once in a Blue Moon☪︎
another Edition
〜wol life will dramatically change〜
ウォル✩やはり妖精も神様も人間も関わってはいけなかった。兄のアスールは結局…月の神様と結ばれずにひたすらに月の神を守ることを生きる意味とした。
元々家同士が決めた許嫁さえ断ち切った。
相変わらず女が短命の血筋故か…
妹のセレステは月の神と悲哀の人魚たちの末路を言い当てた直後私に…
「少しでも兄の事で悪いと思う気持ちが妖精にもあるのなら…湖に桜の木を…それはもうでかいヤツ。そしていつかの時のためにわたしがあんたに名前をあげるからそれを使う日が来たら私の墓前でセレステありがとうって言いなさい?」
そう言って薄く微笑んだ。
予知が出来るセレステのその言葉はずっと私の中で溶けずに残ったままだった。
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