2人声劇『ウロボロスの痛哭』 ( コラボ コラボ募集 掛け合い 声劇 )
●:ペケペケ 〇:お名前エメラルド
2人声劇『ウロボロスの痛哭』 ( コラボ コラボ募集 掛け合い 声劇 )
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(燃え盛る炎の音)
〇「ユノー!どこだー!」
〇「見つけた!……ユノっ!」
●「だめ……こっちに来ちゃダメ!!」
〇「ぁ……かはっ……」
(0:14~時が巻きもどる音)
●私は、何度だって繰り返す。
(時計の音が止まる)
〇僕と彼女は小さな村で暮らしていた。森に囲まれた、静かで穏やかな平和な村。
●「おはよう、ディス。また剣のお稽古?」
〇「あぁ、おはよう。僕は上手く魔法が使えないから、せめて剣は…と思ってね。」
●「そんな!あなたの魔法はこの村でも屈指の実力だわ!」
〇「それでも、君の実力よりは下だ。」
●「私より?どうしてまた…」
〇「女の子より弱いだなんて、格好悪いだろ。」
●「ふふ、おかしなことを気にするのね。」
〇「わ、笑うなよ!……それに、」
●「それに?」
〇「僕が弱かったら、いざと言う時にユノを守れないだろ。」
(1:06~時が巻きもどる音)
〇「今の、は……。」
●「…やっと、思い出した?」
〇「お前は……そんな…嘘だ……!」
●「…さあ、剣を構えて。これで終わりにしよう。」
(次第にBGMが小さくなる)
〇僕は、何度だって繰り返す。
(時計の針の音が止まる)
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●ユノ
村に住む少女。ディスよりも魔法の扱いが上手い。
〇ディス
村に住む少年。努力家で毎日剣の稽古に励んでいる。
痛哭とは、酷く嘆き悲しむこと。
ウロボロスとは、尾を噛み、円環状になった蛇や龍のこと。そして、死と再生、不老不死や無限の象徴として使われることもあります。
このお話は「繰り返される物語」をテーマとしていて、巻きもどる音や時計の分針が動く音等、時間を象徴する音を意識して入れています。
結構この声劇のセリフ難しかった😅
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