いつつめの世界
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いつつめの世界
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「到着、なのかな?すっごい立派な建物…。」
妖精「白雪姫のお城だね。まだお妃さんと一緒に住んでる頃だと思う…。」
女王「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」
妖精「ほら、声が聞こえた。」
「あー、なんか思い出したかも。あれだよね?鏡に向かって喋りかけてるヤバいところだよね?」
妖精「そうだけどそうじゃない。」
鏡「その問いに答えて進ぜよう。この世で1番美しいのは、白雪姫です。」
「これ鏡の声?」
妖精「そうなるね。」
「私が1番美人とかそんな…そんな…」
妖精「照れないで?君のことだけど君のことじゃないから。」
「妖精さんさっきから哲学みたい…。」
女王「狩人!!」
狩人「は!!」
女王「白雪姫を殺しなさい。」
「…………え?」
妖精「そうだよ!あるじ様こんなところで呑気に話聞いてる場合じゃないんだよ!!早く逃げないと!」
「嘘でしょ!?殺しへの決断早すぎない!?人の心を持ち合わせなさすぎじゃない!?というかどんっだけ自分の顔に自信あったの!?」
妖精「いいから早く逃げるの!!」
「私なんて!!私なんて、毎朝起きて鏡を見たときの絶望感半端ないのにぃ!!!」
【走り出す音】
妖精「わー!なんって微妙にフォロー入れづらい内容!!ドンマイ!!」
「そこは世辞でもそんなことないよって言いなさいよ!!」
妖精「そんなことないよ!?」
「そんなことあるから言ってんだよふざけんな!!」
妖精「ねえ知ってる!?こういうの理不尽って言うんだよ!?知ってる!?」
「誰が貴婦人だって!?」
妖精「言ってねーよ耳かっぽじったろか!!」
「セクハラで訴えるよ!?」
妖精「訴えれるか!!」
シーン展開
森の中
「ここまで来れば安心かな…」
妖精「どうだろう。どこまで逃げていいかわからないよね…」
狩人「あの!!!」
「うわいるんですけど!?結構頑張って走ったのにいるんですけど!?」
狩人「お待ちくだされ!!白雪姫様!!私はあなたを殺しに来たのではありません!」
「え…?」
狩人「私は、あなたが幼い頃から存じております。」
「ストーカー?」
妖精「そういうことじゃないでしょうが。」
狩人「愛くるしいあなたを殺すだなんて、とてもとてもできるはずがございません。」
「ロリコン…?」
妖精「君一回黙った方がいいよ。」
狩人「このまま森の奥へお逃げください。お妃には殺したと伝えておきます。さぁ、早く!」
「え、あ、はい、ありがとうございます…?」
妖精「とにかくここから早く離れた方がいいと思う!あるじ様急ごう!」
「う、うん。」
(走り去る音)
シーン展開
「思うんだけどさ。」
妖精「ん?」
「わざわざ接触してこなくて良かったんじゃない?言われなくてもあのまま奥へ逃げるつもりだったし、急に声かけれられて5年くらい寿命縮まった気がする。」
妖精「人の好意を素直に受け取る感情を君はどこに捨ててきたんだろう…。」
「最近現実世界と向き合えてなくて卑屈になってる気がする…コミュニケーションが圧倒的に足りない!!」
妖精「元々現実世界と向き合えてないくせによくもまぁ…」
「何か言った?」
妖精「言ってません。…あの先に見える小屋、入ってみない?」
「え。」
妖精「え?」
「妖精さん……」
妖精「うん。」
「そういうの、不法侵入っていうんだよ?」
妖精「あるじ様に正論言われるのって腹立たしいな!?そうじゃなくて!!小人に会わなきゃいけないでしょ!?」
「ああ…いたね、小さいの。30人くらい?」
妖精「どっから湧いて出たんだよ23人。多すぎるわ、7人の小人!」
「あれ?そんなもんだっけ?1匹見かけたら30匹いると思えって教わった気が…」
妖精「それはG!!夏に出るやつと一緒にしないでかわいそう!!大体1匹って何!?1人!!呼び方おかしいから!」
「小人はドワーフだからD…似てない?GとD。」
妖精「そんなこと言ったら大概似るからね?」
「まあでも、小人と会わないとお話進まないか…。仕方ない、不法侵入を許してね。」
【扉の音】
「へぇ…小人の家っていうからどんなミニチュアハウスかと思ったら…そうでもないんだね。」
妖精「掌に乗る、とかそういう小人じゃないからね。」
1「おや?見ろ、俺たちの家に誰かいるぞ!」
2「誰だお前は!」
3「なぜ家の中にいるんだ?」
4「泥棒?」
5「けど、綺麗なお姉さんだよ?」
6「あなたはだあれ?」
「うわ、聖徳太子の気分。」
妖精「聞き取れたの?」
「全然。」
妖精「聖徳太子に謝れ。」
7「お姉さん、あなたは何者?」
「私は花……えーと、白雪姫。その…」
妖精「ここで白雪姫はお城を出ることになった経緯を説明して、この家に置いてもらうことになったんだよ。」
「え?」
妖精「説明だって!」
「わ、わかった。あのね…。」
1「なんて酷いお妃様なんだろう…。」
2「それでお城を飛び出してきたんだな。」
3「住む場所はあるのかい?」
「ううん、ない。それで、その…おうちが見えてついお邪魔しちゃったの。ごめんなさい。」
妖精「謝れるんだね、君。」
「失礼な…」
4「なら、ここに住むといいよ!」
「え?」
5「それは名案だ!白雪姫、ここを家として使って構わない。」
6「もしよければ、ご飯とか洗濯とか手伝ってくれると嬉しい。どうだろう?」
「すっごく助かる!ありがとう!」
7「ううん、これからよろしくね!白雪姫様!」
「こちらこそよろしく!!」
妖精「あれっ!?なんかすごい話スムーズに進んでる?良いことなのになんか、こう、物足りなさ!?僕の存在意義が失われそうなほどテンポ良く割と原作通りに進んでいく感じ?歯痒いって言うの?なんていうの?」
「なに1人でぶつぶつ言ってんの?」
妖精「ああ分かった!納得いかないんだ!!!!これだ!!こんなにスムーズに進められるなら最初からそうしてくれっていうこう、この、やりきれなさ!?それだそれ!」
「私もう眠いから寝るね。」
妖精「あるじ様のマイペースっぷりに安心しかけてる自分が怖いかも!!慣れ?慣れってすごいね!?」
「おやすみー。」
妖精「清々しいほどスルーするね?うん、おやすみ…。」
(足音)
女王「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」
鏡「その問いに答えて進ぜよう。この世で1番美しいのは、白雪姫です。」
女王「何?」
鏡「七人の小人の家にいる、白雪姫が一番美しい。」
女王「なんだと…?」
女王「あの狩人め、騙したな!ただじゃおかない!!私を騙したあの狩人も、私の目を盗んで生き延びている白雪姫も!!!!
ふん、覚えておきなさい。」
【足音】
1「それじゃあ白雪姫、我々は鉱山へ行ってくるな。」
2「戸締りちゃんとしておけよ。」
「わかった。みんな気をつけてね。」
3「行ってきまーす!」
「行ってらっしゃーい!」
【扉の音】
「さぁ………本日もやってきました。」
妖精「…なにが?」
「くっっっそ暇タイム!!!何したらいいの!?現代っ子にこの何もない時代と向き合う方法を教えてくださああい!!!」
妖精「ああうん、なんか安心感覚えるよ。騒いでる方があるじ様っぽいよ。」
「だってスマホもない、テレビもないしゲームもない、もちろんパソコンだってあるはずない……え、昔の人はどうやって生きてたの?天才か?」
妖精「他に楽しむものがあったんだよ。」
「例えば?」
妖精「た、例えば…ええと、」
(ノックの音)
妖精「あ、誰か来たよ?」
「ねえ、例えば何よ。」
妖精「いや、誰か来てるって。」
「いいよそんなんろくな奴じゃないし。で、例えば何?」
妖精「どんだけ気になってんの!?あとこれ多分リンゴ売りに来たお妃さんだから!!!会わないとダメな奴!!」
「会うわけないじゃん馬鹿じゃないの!?考えて?会います、りんご渡されます、食べます、死にかけます、王子様のキス…どうすんのよ!!どうすんのこの逃れられない運命!!」
妖精「王子様イケメンじゃん。」
「イケメン以前の問題がありましてね!?何かで読んだんだよ!白雪姫って確か12とかそんなもんなんでしょ!?」
妖精「年齢の話?」
「そう!!ってことはさ!?ロリコンじゃん!?やだよイケメンでもロリコンなら!!もうそれはイケメンじゃねえんだよロリメンなんだよ!」
妖精「ロリメンってなんだよもはや違うもんだよそれ。」
「ロリコンという時点で!!イケメン度が帳消しされるんです!!というか白雪姫無防備なんじゃない?普通知らない人からもらったりんご食べる?そもそもドア開ける?」
妖精「一瞬でもスムーズに進んだあの日がちょっと恋しくなってきたよはよ出てこい!!!」
「妖精さんの鬼畜!!!」
【足音】
(扉の音)
「はぁ、私がどうなってもいいんだこいつは…」
女王「こんにちは、お嬢さん。りんごはいか、」
「いりません。」
妖精「だからあるじ様あああ!!!」
女王「え?あ、えと、りんごは」
「いらないです。」
女王「いや、りん、」
「いらない。」
女王「り、」
「いらん。」
女王「あの、」
「超絶いらない。」
女王「……こ、このりんごはね、」
「いらない。」
妖精「せめて最後まで聞いてあげてよ。」
女王「このりんごは、」
「いらんて。」
女王「りんご…。」
「うん、いらん。」
妖精「なんかかわいそうに見えるじゃん!!年寄りいじめてるようにしか見えないからね!?今この光景!鬼畜だから!」
女王「赤くて美味しいよ?」
「へえそうなんだ!なら自分でお食べ?」
女王「………。」
妖精「全く隙見せないね?恐ろしいほどガード固めてんね?」
「ロリコン断固反対委員会委員長の名にかけて…」
妖精「そんな委員会があるかどうかは知らないけど、それはさておき委員長は君じゃないよね。」
女王「ああ、もういいわ。」
「…?」
女王「苦しまずに死なせてやろうという私の気遣いはいらないと。」
「あれ?これなんか火をつけた?かえっておこ?おこなの?」
妖精「おこみたいだね。」
女王「ならば私がこの包丁でぶっ殺してやるわ!!!」
「殺意高いね!?自分を磨いてくんじゃなくて他人を蹴り落としていくスタイル!!こっわいんだよその思考回路!!」
妖精「素直にりんご食べときゃよかったんだよ!!」
「食えるか!!もれなくロリメンとのキッスがついてくんだぞキッスが!!」
妖精「そんなこと言うけど!眠り姫の時と同じで原作はそんなのないからね!?」
「え!?そうなの!?」
妖精「もともとは揺れた時に偶然毒林檎が口から飛び出したって設定なんだから!!」
「それ早く言ってくんない!?どうすんのよこのそうさ100%殺意!な状況!それいけナイフマンだよ!?」
妖精「色々混ざってるから!多方面から怒られるから!!」
女王「選びなさい。」
「え?」
女王「りんごを食べるか、刺し殺されるか。」
「あなたを刺し殺す選択はナッシン?」
妖精「君サイコパスって言われたことない?」
「流石に冗談だよ。」
女王「どちらを選ぶの?」
「り、りんごで。」
女王「そう。なら……ほら、食べなさい。」
「ワー、マッカでオイシソー。」
妖精「これ以上ないほど棒読みだね?」
「ねえこれ、本当に食べて平気なんでしょうね?」
妖精「いいけど、飲み込まないこと。いいね?そんでもってすぐ倒れな?」
「わかった。」
(かじる音)
(倒れる音)
女王「ふ……ふふふ、あはははは!!!そう、これでいいの。これで私が1番美しい女に…」
(足音去る)
妖精「あ、あるじ様?一応聞くけど大丈夫?」
「(吐き出す)…意外に美味しくて飲み込むとこだったよ。」
妖精「食欲に負けて死ぬプリンセスとかやめてね恥ずかしいから。」
「で?ここから私はどうしたらいいの?」
妖精「毒林檎食べたことになってるから、このまま死んだフリかな。」
「え?さっき何もないって騒いでた時の方がマシすぎて無理。今度は動くなと?ここは地獄?」
妖精「あ、ほら、小人たち帰ってきてるから!倒れてて!!」
「ええええ超嫌だ!!もう!!!」
(倒れる音)
(足音近づく)
4「白雪姫!?」
5「そんな!!もしかして、あの意地悪なお妃様に…?」
6「きっとそうに違いない。こんな愛らしい人を殺すなんて、なんて酷いひとなんだ…。」
7「白雪姫、死んじゃった…やだよぉ…っ、」
妖精「あれ?今回割と原作通りなんじゃない?すごいいい感じなんじゃない?」
「ねえ、こいつら死への決めつけ早すぎじゃない?」
妖精「黙ってて!その方が都合いいんだから!」
「はーい。」
シーン展開
1「白雪姫、どうか安らかに眠ってください…」
(馬の音)
王子「お前たち、何をしてるんだ?」
2「王子様…今は葬式の最中にございます。」
王子「誰か亡くなられてしまったのか。私も弔いに参加しても?」
3「ええ、ぜひ。」
王子「…っ!なんと美しい人だ…」
4「白雪姫っていうんです。綺麗でお優しい方…」
王子「もし良ければ、この方を私にゆずってくれないだろうか?」
5「え?王子様に、ですか?」
王子「ああ。こんなに美しい人は初めて見た。」
6「それが王子様の意とあらば、どうぞ。」
7「大事にしてくださいね。」
王子「もちろんさ。」
(馬の音)
「妖精さん妖精さん!」
妖精「なに?」
「え?これすごいゾッとしてる!すっごいゾッとしてるんだけど私がおかしいの!?」
妖精「ゾッとしてる?」
「だって死んでると思ってんでしょ?なのに譲ってくださいって何事!?どゆこと!?それを譲る小人も何!?白雪姫ってこんなホラーだったの!?」
妖精「ああ、まぁ捉え方によっては…」
「捉え方も何もないよね!?」
(大きく揺れる音)
「びっくりした舌噛むかと思った!」
王子「大きく揺れてしまったが中の姫は無事だろうか…」
「あれ?今すごく嫌な予感する。」
妖精「多分開けられるよ。」
「え!?死んだ振りすべき!?」
妖精「いや、目は開けてて。」
「死体愛好家のロリメンと目を合わせろと!鬼畜!!」
(開く音)
王子「…白雪、姫。」
「こ、こんにちは…?」
王子「生きていたなら話は早い。こんにちは。私は隣の国の王子です。」
「は、はぁ…」
王子「もしよろしければ、私と結婚してくださいませんか?」
「……………。」
妖精「あるじ様?」
「……ロリメンじゃなかったわ。イケコンだったわ。」
妖精「あ、元気そうだね。」
王子「白雪姫?」
「わ、私で良ければ喜んで。」
王子「ありがとう!!」
意識遠のく音
「よっしゃ帰宅!!」
妖精「え?今までの中で1番原作に近いんじゃない?よかったんじゃない?」
「白雪姫発見!」
妖精「流して。」
「はいよー。」
『しらゆきひめ』
妖精「よっしゃああ!!タイトル元のまま!!やったね!!こんなに嬉しいのひっさびさだよ!!!」
「続き良い?」
妖精「もちろん!!」
朗読
【しらゆきひめ。
ある国で、王様とおきさきの間に可愛い女の子が生まれました。
雪のように白いので「白雪姫」と名前が付けられました。
まもなく、おきさきは亡くなり、新しいおきさきが迎えられましたが、そのおきさきは、美しいけれど心の冷たい人でした。 おきさきは不思議な鏡を持っていて、こうささやきます。
「鏡よ鏡。この世で一番美しいのは誰?」
すると、鏡が答えます。「それはあなた。おきさきよ。」
さて、白雪姫はとても美しい娘に育ちました。
ある日、おきさきがいつものように鏡に聞くと、なんと鏡は、「白雪姫が一番綺麗よ。」と答えたのです。
おきさきは、一人の狩人を呼んで、「白雪姫を殺しなさい。」と命令しました。
それを聞いた白雪姫は、慌てて森へ逃げます。
狩人はそれを追いかけ、白雪姫を呼び止めました。 「森の奥に逃げなさい」そう言った狩人に、白雪姫は大変驚きました。狩人には、白雪姫を殺す気持ちが全く沸かなかったのです。
おきさきには、「殺しました。」と、嘘の報告をしました。
そして白雪姫は、森の奥で、小さい家を見つけました。七人の小人の家です。小人たちは、白雪姫がかわいそうだと思い、一緒いっしょに暮らそうと言ってくれました。
そんな中、おきさきは、また鏡に向かって聞きくと、鏡は、「七人の小人の家にいる、白雪姫が一番綺麗。」と答えたのです。
「あの狩人め、騙したな!」おきさきは怒鳴りました。
そこで、おきさきは毒リンゴをつくると、粗末な身なりをして、小人たちの家に行き、 「りんごはいかがかね。」そういって白雪姫に近づきました。
ところが警戒心の強いお姫様。頑なにいりませんと断ります。
何度おきさきが勧めても断るため、とうとうおきさきは我慢ならず正体を現しました。
「ここで刺されて死ぬのと、りんごを食べるの。どちらか選びな。」
刺されてしまえばかないません。白雪姫は、ここは一つりんごを食べたフリをしようと考えました。そうして白雪姫は、毒リンゴを一口食べ、ばたりと倒れるフリをしたのです。
いつどこで見ているかわからないおきさきに警戒した白雪姫は、そのままずっと死んだフリを続けました。
日が暮れると、小人たちが戻ってきました。見ると、白雪姫が死んでいます。
「なんと、かわいそうに。」
小人たちはそう言って、本当に死んでるかきちんと確認せずに、泣きながら白雪姫をガラスの棺に入れて山の上に置きました。
そこへ、道に迷った王子がやってきました。
そして、白雪姫を見て、「なんと美しい人だ。この方を私にゆずってください。」と、お願いします。
小人たちがうなずきを得て、王子様は白雪姫を城まで運ぼうとしました。
途中、馬車が木の根っこにつまずいて、棺ががくんと揺れました。
中の白雪姫が心配になった王子は、棺を開けて確認します。
死んだふりはここまででいいと判断した白雪姫は、目をゆっくりと開け、王子様と恋に落ちたのです。
やがて、王子と白雪姫は結婚して、いつまでも幸せに暮らしました。
知らない人から貰ったものは食べてはいけない。
白雪姫のように、きちんと警戒できる人になれるといいね。
めでたしめでたし。】
「すごくいいのでは!?過去最高なのでは!?」
妖精「途中違ったけど全体的にすごくよかったと思う!!五つ目でようやくって感じだけどね!!」
「じゃあ次はどこに行く?」
妖精「こことかは?」
「いいかも。そこにしよっかなあ?」
次回、六つめの世界「美女と野獣」
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