高嶺の花
ろ き様 小説
高嶺の花
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____高嶺の花。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。
読者モデルなんて、チートすぎる。
「おはよ、マネージャー。今日は学校行けないの?」
「そうだよ、行けないよ。」
「ふぅ、まあいいわ。今日の撮影現場まで向かって。」
「わかったよ。ほら、シートベルト。」
読者モデルとして働く一方…
「体操服はかわいく着こなさないと!」
「世莉ちゃん、ここ出したほうがいいと思うよ?」
「告白は受け付けてないから。あいにくね。」
おしゃれ大好き・高嶺の花・美女。
「ねぇ、陸くんに告りたいんだけど…どうしたらいい?」
「はぁ?世莉ちゃん、そこは自分で考えないと…」
「…わかってるってば…!」
「まぁいい。距離を近づけるか噂の力で告白に持ってくかじゃないの?」
相談にもめっちゃ乗る。
「あ、あの!シャーペン交換しませんか?」
「明日、でいいかしら?」
「ぜっ、ぜひ!」
「良かったわ、明日ね。」
怖いほどモテた。
「マネージャー、もし私がリア充だったらどうする?」
「…は?この世界では恋愛禁止だ。許さない。」
「ほう…」
マネージャーリア充撲滅委員会に入ってんのか。
「雨の匂いに懐かしくなるのはなんでなんでしょうか、夏が近づくと胸がざわめくのはなんでなんでしょうか…」
「待って、それ録音して上に出すから!」
「マネージャー突然どうしたの…?ま、いいけど…」
そろそろ私も終わり時かな…
_____高嶺の花はいつか枯れるときがやってくる
それはいつか分からないけど。
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