Prolog ろくおんしてね①
--PLANETA--
Prolog ろくおんしてね①
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(No effect)
🏹昔、16歳になったら何がしたいかを
満天の星空の下で
友人と語り合ったことがある。
(BGM入り)
(sunshine
※カギカッコは全てsunshine)
💉「おい」
🏹「ふふ、なあに?シル」
💉「まだお前、16歳じゃないだろ」
🏹「うん、そうだね」
(自分の気持ちに折り合いをつけたように
儚く笑って。)
💉「…まさか、俺より先に
宇宙に行こうなんて思ってないだろうな」
🏹「はは、僕が宇宙に行くときは
シルも一緒だよ。だから…」
🦋「プラネッタ、時間よ」
🏹「……っ!
……はい、先生。」
(No effect)
🏹今日、僕は___
(無音)
🏹誰かの子供になるはずだった。
(BGM再開)
(以下ナレーション全てRadio 音量注意)
🏹わがままで
💉「お前には賛同できない。
俺は俺のやり方でやらせてもらう。」
🏹不器用で
🕊「あなたにはわからないだろうけれど、
私にはわかるの。」
🏹臆病で
🦕「ごめんね、大丈夫。
すぐに出ていくからきにせず続けて。」
🏹子供のままだ。
🍸「どうして蟻は踏んでも良いのに、
人は殺しちゃいけないのかな」
⚖️「…いいかい、僕らに可能性はない。
ここでしか生きれないんだ。
その小さな命が尽きるまで、ね。」
🏹何重にも重なった記憶の破片は
蛇のように脳内で絡まり合う。
(被せ気味)
🦋「プラネッタ…」
🏹どうやら僕らは、世界が言うには
悪魔の子供らしい。
(被せ気味)
🏹「先生、僕の居場所は、外にはないの?」
🦋「あなたにとって、一番大切なことを見つけなさい」
🏹「え…?」
🦋「16歳になるまでにね。そしたらあなたは外でも幸せに暮らせる。」
🏹「…16歳に、なるまでに___。」
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