第五話
Sediment Wolf
第五話
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BLオメガバース 声劇ユニット、Sediment Wolfです。
ーーオメガバースについてーー
この作品独自の設定が入っておりますので、ご注意ください。
男女の性別に加えてα、β、Ωという独自の性別が用いられたもの。狼の群れの性別階級を主題として作られた。
α...人口の約0.5パーセント。Ωの数と殆ど変わらない。Ωの発情期のフェロモンによって不定期的に発情期が訪れる(ラット)。
β...人口の約99パーセント。一般的な性別。敏感な人はΩの発情期のフェロモンの匂いが分かるが自制は可能。
Ω...人口の約0.5パーセント。αの数と殆ど変わらない。定期的に発情期が訪れる(ヒート)。平均的な発情期の周期は3ヶ月、長さは一週間である。
中学3年でのバース性検診でΩと診断された場合、指定されたΩ専用の高等学校へ進学する。これは、バース性差別撤廃法に基づいてつくられたものであり、バース性についての知識を高めるとともに、願わぬ番契約を減らす機関として存在している。
αとΩは番という性質があり、強い結びつきを持っている。番はαがΩのうなじを噛むことにより成立する。番との結びつきは一生涯続き、番のできたΩはヒートがなくなるが、不定期的にαの前で発情するようになる。
【登場人物】
💚五月千草…Ω
🧡丹治紫築…β
・五月千草宅
🧡「好きなもの...ですか?!」
💚「うん、なんでもいいよ。好きなお菓子でもテレビ番組でも。……今のところ、君のこと何にも知らないし」
🧡「え、じゃあ...。...好きです!!!五月先生!!!」
💚「.........ん???」
🧡「あの、先生が五月千草名義で出してる本は全部買いました!!別名義のも知ってる限りは読み尽くしました!!!!特に好きなのは『落園(読:らくえん)』とか『死蝶と傘(しちょうとかさ)』とか………。あの、本当に先生の描写が大好きです!!!!」
💚「...え、あ、そ、そうなの...?」
🧡「はい!五月先生に会えるどころか担当編集になれるなんて夢にも思ってなくて!それで緊張しすぎてしまって...」
💚「...初めてだ」
🧡「?」
💚「僕、自分の小説を直接褒められるの初めてで、さ。賞とかもらっても直接なんか言われたことなかったから...。...嬉しいよ」
🧡「え、じゃあ、僕が初めて直接会ったファン……みたいな……?」
💚「そうだね」
🧡「えぇぇ、うわぁ、自分なんかがおこがましいですが……。先生本人に言われるなんて……」
💚「これからは、真っ先に君に僕の作品の最新話を読んでもらうからね」
🧡[う、うわぁぁ……すごい………夢みたいだ...]
*
💚「今日はありがとね」
🧡「全然!先生と沢山話せて嬉しかったです!」
💚「僕も。楽しかったよ」
🧡「では、打ち合わせの日程は後日メールで!」
💚「分かった。お疲れ様」
🧡「お疲れ様です!」
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