【声劇】ヴァールハイト
先生(ライ) / 生徒(つきの。)
【声劇】ヴァールハイト
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先生になれていますか?
二人用 予告風声劇台本
<ト書き> [モノローグ]「セリフ」
<1:27〜 イントロ>
先生 [毎年同じ日に同じ夢を見る。誰かの手を掴もうともがいては息ができなくなる、そんな夢。]
<無音>
先生 [君は一体_____。 ]
<1:15〜 メロ>
先生「お前な…なんで歴史だけ赤点なんだよ」
生徒「授業中は先生に夢中だからね」
<セリフ被せても大丈夫です>
先生 [ 多感な年頃。]
生徒「この人、本当に悪い人だったのかな?」
先生 [ 疑問を持つことは悪いことじゃない。]
生徒「本当に正しいことなんて誰にも分からないのにね」
先生 [ 思春期とはそういうものだ。]
<巻戻し音までに収める>
<0:50〜 最初と同じタイミング>
先生 [毎年同じ日に同じ夢を見る。____はずだった。]
ラジオ: ◯月◯日 地球最後の日をお知らせします。
<無音>
先生「…は?」
<0:37〜 サビ>
生徒「この世界はこの世界の都合のいいように何回も繰り返されてる。私たちはそこから弾き飛ばされたんだよ」
先生「あったんだ、俺たちにも出来ること。あの夢は夢じゃなかった」
生徒「お願いだから言うことを聞いて!こんな未来、誰も望んでない…!」
先生「こんなことあってたまるかよ。俺は教師のくせしてお前にまだ何一つ教えてやれてない!」
<0:09〜> *あくまで目安
生徒 [ 自分の弱さを知って ]
先生 [ 自分の正義を疑う ]
<0:04〜> *あくまで目安
先生・生徒「「ヴァールハイト」」
生徒「ばいばい」
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世界は世界をやり直す。幾度となく繰り返されるそれに耐えきれなくなると時空は歪み、やがて世界は消滅する。それを防ぐために生贄にされた少女と、前世の夢を見続ける男の話。
ヴァールハイト(Wahrheit)
ドイツ語で真実という意味だそうです。
「記されていることだけが真実とは限らない。」
もしかしたら教科書に書いてあることは全部嘘かもしれない、と思ったのがきっかけです。
本当のことはその時代の当人たちしか知り得ないことなのだろうと。
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