【予告風声劇】 ねぇ、オオカミさん。 🐺コラボ用
◇少女:葉桜美海 ◆オオカミ:
【予告風声劇】 ねぇ、オオカミさん。 🐺コラボ用
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「 Eat Me. 」
少女はやさしく幸せな闇に飲まれていきました。
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(1:30〜)
◇ 「___ねぇ、オオカミさん」
◆ 赤と白の正反対の俺たちは、きっと出会ったことすら禁忌だった
(1:20〜)
◇ 「怪我をしてるの?」
◆ 「……誰だ、近寄るな」
◇ 「噂と全然違うんだね」
◆ 「もう人は食べないと決めてるんだよ」
◇ 「やっぱり優しいね」
◆ 「……俺と会ってたらお前も疑われるぞ」
(分かってしまった〜)
◇ 「オオカミさん……?」
◇ 「その真っ赤な血は、誰のせい…?」
(あなたにとって〜)
◆ 「っぐ、おまえは早くうちに帰れ!」
◇ 「どうして優しいあなたがこんな目に合わなくちゃいけないの…っ!?」
◆ 「っ、おい!来るなっ!」
(このままあなたを〜)
◇ 「……お花畑、オオカミさんといっしょに行きたかったなぁ」
◆ 「そんなの今すぐ見せてやる!だからもう喋るな……!」
(あなたの中の〜)
◇ 「あなたの隣にいられないなら、せめてあなたの一部にならせてほしいの」
◆ 「は…?どういう……、っ!」
(大丈夫〜)
◇ 「……ねぇ、オオカミさん」
◇ 「おねがい、わたしを喰べて」
(ずっと隣に〜)
◆ 「あぁ、おまえの肉は甘くて美味しくて、」
◆ 「……っ、いや、もうよく分からないな、」
(0:06〜)
◇ 「__オオカミさんはひとりぼっちじゃないよ」
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◇少女
赤いマントを被っている。森で迷ったときに出会った怪我をしたオオカミを助ける。
◆オオカミ
真っ白な毛並みの孤独な狼。村人たちの噂とは違い、本当は不器用で優しい。次第に少女と心を通わせていくが…?
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そうして、少女を骨の髄まで喰べ尽くしたオオカミは、夜の底へと消えていきました。
こんにちは、結衣です。
3作目は花のような少女と不器用なオオカミが犯した禁忌のおはなし。
今回は私が好きな童話、「赤ずきん」がモチーフとなっています。
物語の中では言及していないのですが、少女の住む村には森には人喰いオオカミがいるという噂があります。しかしそれは森でオオカミを見かけた人々の恐怖から来る先入観で噂しているに過ぎません。けれども怯えた村人たちはついに狼狩りを始めてしまいます。
そんな中、たったひとり真実を知る少女だけがオオカミを守ろうとします。
「人々が噂する恐怖の対象を排除する村人たち」と「真実を知りオオカミの味方をする少女」。皆のためとひとりのため。
正しいのは一体どちらなのでしょうか?
*
きっと、オオカミは最後にいとおしい少女を喰べるとき、自らが音もなく涙を流していることに気付いていないのでしょうね。
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BGMとしてお借りさせて頂いているホットモカさまの素敵な歌と、はーちゃんさまの素敵な伴奏にもコメントと拍手をして頂くよう宜しくお願い致します。
台本やキャプション等のコピペ、転載などはご遠慮ください。ご協力のほど宜しくお願い致します。
たった90秒だけ切り取られた愛おしい彼らの物語に、息を吹き込んでくださる方を心からお待ちしています。
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