声劇台本
無断コラボ禁止
声劇台本
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ヨハン「お兄様が、命をかけて守った妹。しかし、目覚めた時にはお兄様はこの世にいない、この結末は私には理解しかねますねぇ」
ミルイヒ「だが、本命はこっちなんだぜ」
ヨハン「本命ですか。つまり妹を生かすことはお兄様にとっての本命」
ミルイヒ「なに言ってんだ、骨折くらいじゃ済まないぜ」
ヨハン「このお話での一番のバッドエンドは、2人とも死んでしまうこと、よく考えるとお兄様目線で描いてあった小説であり、妹ではない。つまりお兄様は妹を助けたかった。そして叶った。はぁ...そうですか。なんか、スッキリしました」
ミルイヒ「インパクト...」
ヨハン(お手並み拝見ですねぇ)
ミルイヒ「スクリュー!!」
ヨハン(左手首に回転を加えた豪打、いいですねぇ)
ヨハン「あらら、破けちゃいました...」
ミルイヒ「マジ...かよ。本で止めやがった」
ヨハン「もぅ!!弁償してくださいねぇ??あ、確か勝てば賞金もらえるんでしたっけ...。ミルイヒさんでしたよね。
ミルイヒ「あ、あぁ」
ヨハン「私はヨハン、私は右利きですが、こんな感じでぇ〜」
レフリー「勝者!!ヨハン・フロル」
ヨハン「糸や紙は束になれば強いものです。暇を持て余しているのなら私と一緒に旅をしませんか??ミルイヒさん」
ミルイヒ「んぁぁ...ヨハンつったな!!」
ヨハン「はい!!」
ミルイヒ「条件がある。いつでもぶん殴っていいか」
ヨハン「やれるものなら」
ミルイヒ「乗ったぜ!!絶対ぶん殴るからなクソヨハン」
ヨハン「頼もしい方です。少し癖は強いですけどねぇ」
(けど何であの野郎、俺が左利きだと...ズキンッ)
こうして、ミルイヒはヨハンの仲間になったのである。
地下闘技場編。完
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