【声劇台本】冬と消失
【音楽】レーニャ様【声】あなた【台本】青木 街
【声劇台本】冬と消失
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神隠しをしてくれよ
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【台詞】
夕日が沈みかけ、東の空が黒く染まる頃。
私(俺)は山の奥深くにある神社へと向かっていた。
「神という者が本当にいるのなら
どうか、この言葉を聞き届けて欲しい。」
険しい坂道を登っているのに
不思議と、息が切れなかった。
だから言葉を紡いだ。
「友人が死んだ」
「母さんが泣いた」
「誰も笑わない」
「魚が浮いてるのを見た」
「夕飯の味が分からなくなった」
「今日の日付けは?」
「なんで私(俺)は
こんな気持ちを抱えてる?」
「消えたい。」
「全部、わすれてしまいたい。」
ねぇ。かみさま。
「命なら捧げるから、
神隠しをしてくれよ。」
「わたし(おれ)
こんな所にいたくないよ。」
嗚呼、
夜が来てしまう。
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【台本についてのお願い】
台詞のコピーと貼り付けはお控えください。
コラボの際は音源主様の方へ何かしら反応して頂けると幸いです。
こちらの台本の音源は自作のものではなく、お借りしているものなので他アプリでの使用は控えてください。
よろしくお願いします。
#街のほんだな
コメント
3件
- 血なまこんにちは。素敵な台本をお借りしました。
- 鬼ぎりお借りしました!!!!
- らんまるお借りしました