知らない顔があったのも
消えない過去があったのも
全部拭い去る前に教えて欲しかった
砂鉄みたいに吸い寄せられたから
冷たい部分も知ってた
同じ言葉でまやかし合った
そんな結果で終わりなの?
あなたがしてた指輪のサイズを遠回しに聞いたことも
靴のサイズだけ直接聞いちゃって笑われたことも
覚えてるだけで実感がないんだよ
でもさ、やっぱり好きなんだ
何でもない
何でもないと
言い聞かしては
辿るあなたの記憶に包まれてしまうよ
そう歌う声が枯れるだけなら
一部とはいえない大きな愛を
叫び続けるよ
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