【声劇】世界の果てまで逝って急
台本:かみな×万屋(九条 椿)様×お客様()様
【声劇】世界の果てまで逝って急
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#二人声劇 #掛け合い #声劇 #台本 #声劇台本 #一次創作台本 #妖怪 #オカルト #何でも売ってる万屋シリーズ #台本書きのかみなさん
おや。
――ここは妖狸(わたくし)が営む『何でも売ってる万屋』で御座いますよ? ええ、望むモノを提供する代わりに死後の魂をお代として頂戴致しております。
ンッアァ、私は、お客様によって見え方が異なるんです。
姿、形、年齢――全てお客(あなた)様の『主観』で決定されます。
おっと失礼しましたァ――。
――そう。
感じ方は個々の自由だ。
それは誰にも侵す事の出来ない領域で――。
・シリーズ台本
・ブラックジョーク
・頭痛が痛いみたいなタイトルは、ネタ
⚠死亡描写あり
ご自衛下さい
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□お客様(性別自由)
■万屋
■万屋「どこまでもドア?」
□お客様「なに太古の関西芸人みたいなボケかましてるんですか! どこでもドアですよ!」
■万屋「えぇっと、内蔵された宇宙地図に記載された、10万光年以内の距離を一瞬で移動しちゃう禁断のアレですね?」
□お客様「なんだえらく詳しいじゃないですか?」
■万屋「ググりました」
□お客様「――で! 売って貰えるんですか?」
■万屋「在庫がコンパクト軽量モデルしかないんですよ。こいつには注意事項がありまして――」
□お客様「それでいいです! 大丈夫わかってます! 死んだら魂は店主さんのモノ! じゃ、頂いてきますねー!」
■万屋「あっ! ちゃんとマニュアル見てから使って――いっちゃったよ」
□お客様「――あれっ? 万屋」
■万屋「あーあ。どうせマニュアル読まなかったんでしょう? このモデルは、本来移動にかかる時間は経過しちゃうんですって」
□お客様「えっとつまり――」
■万屋「病気で余命宣告受けてたお客様が、最後の記念にー! って世界一周絶景観光なんてしたら一瞬であの世って訳だ」
□お客様「じゃあ――」
■万屋「はい。もう亡くなられてますよ。ではお代頂戴の時間でぇす――」
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