泡沫のコンチェルト
「」『』ピアノみわたか様 台本 さくら
泡沫のコンチェルト
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こんばんは!久しぶりの台本投稿です!
音楽が力を持つ世界。
その世界で音を奏でることが許されるのは、位の高い少数の人のみ。
そんな世界の片隅にいたかもしれない少年と少女のお話。
『少女』
「少年」
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『耳を塞いでも塞いでも』
「その雑音は頭の中に響いていた」
「音と音を重ねたら、世界はどんなメロディーを奏でんのかな」
『っ...!!あなたね...それを口にするだけでも禁忌に触れると、知らないわけではないでしょう』
「知ってる。だからこそ、気になんだろ」
『はぁ。余計なことはしない事ね。今度は私でも庇いきれないわ』
「わかってるよ。ほんと、つまんねぇ世界だな」
『つまらない世界、それがあの人の口癖だった』
『どうして。なんで。なにも、音がしないの。....あなたも、消えてしまうの...?』
「音にとらわれ続けるとこうなる。まともに生きていたかったら、音楽なんかに手を出さねぇ事だな」
『なにを、して....!!!待って!!』(重ねる)
「音楽。それは、人の感情すらも変えてしまい、己すら飲み込んでしまう恐ろしいもの」
「確かにそれは間違っちゃいない。でも、それを不幸だと決めつけてしまう方が、よっぽど不幸だと思わないか?」
(少し置く)
『あら、今日も、いいお天気ね』
タイミング参考
https://nana-music.com/sounds/0549900c
少女のみコラボ用
https://nana-music.com/sounds/05498efa
#台本 #掛け合い #さくらの台本
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