オリジナルダンガンロンパTF 揺り籠から墓場まで
7087san
オリジナルダンガンロンパTF 揺り籠から墓場まで
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暗闇の中、もつれそうになる足を懸命に
動かして走る。走る。視界が悪いし、
蒸し暑くて上気(のぼ)せてしまいそうだ。
身体が熱い、それでも必死で逃げた。
体力の限界が来たのか、
派手に転んでしまう。
……あぁ、嫌だな。まだ……
約束したのに守れなさそう。ごめんね。
「グサリ」と言う音が聞こえたのが最後。
私の意識は、途絶えた。
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……違う、違う違う違う!!
こんな、こんなはずじゃなかった。
血の気が引いた。
なんてことを……私は、してしまったんだ。
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Chapter1
「揺り籠から墓場まで」
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