ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット

中原めいこ

アニメ『ダーティーペア』のOPより。 前回の『宇宙船サジタリウス』から“宇宙便利屋”繋がりにて。 このアニメは見てたはずだけど、キチンと話の内容が頭に残ってないなぁ。放映時の私の第一印象は、『スペースオペラ・うる星やつら』。弁天がいるわ、しのぶもいるわ、大きな猫の化物もいるわで、ストーリーよりもハチャメチャドッカンコメディな印象が強い。 当時の私は「ロボットが出ていないアニメはスルー」だったので、このアニメも『クラッシャージョウ』も感情移入せず。ただし、この作品のOP・ED共にセンスが良く、いまだに聴き続けてる。 この作品の社会貢献度の高さは、『女性バディもの』の王道を作った事だと思う。『ピンクレディー』→『ビューティーペア』→『ダーティーペア』→『獣神ライガー』→『逮捕しちゃうぞ』→『ふたりはプリキュア』と進化。亜流だと『仮面ライダーＷ』も。 80年代作品のリバイバルがなんかまた流行りそうな時流なので、この作品も実写映画化とかされそうだなぁ。ここは是非とも、ジェームズ・キャメロンにお願いしたいw 《楽曲について》🎵 「口・口・口と書いて、品‼️」(ただ書きたかっただけw)。 歌詞を深読みすると、だいぶセクシャルかつアダルトな男女の駆引きの歌だなぁと思う。 一昨年にライブを観た洋楽和訳アーティストの“王様”氏が言ってた「『Guns N' Roses』は薔薇が女の人のアレで、拳銃が男の人のアレで…ウヘヘ〜」ってことなんだと思う。つまり、鈍く光るマグナムはアナタの物かもしれない。 アナタを虜にする為、ダンスとチャンス in ベッド。それは危険なロシアン・ルーレット。ここまで来たら、あとには引けない。覚悟はしてる。(当たれば責任取ってね。) この解釈だと、ラスサビのリズム感ある男性の掛け声コーラスも納得できる。キウイ・パパイヤ・マンゴーの逆襲。 あと、「ていうか、エルフィンってなんじゃ❓」と思ってた時期が長かったけど、“おちゃめな”って意味なのか。ネット検索万歳。いま『elfin'』なる美声女ユニットがあるのね。是非ともカバーしてもらいたい。 《歌入れについて》🎤 2年半前のちびさんの『ultra soul』以来、久々のdoubleエフェクトでのメインボーカル。幼い日に聴いたこの楽曲はマシンボイスの歌声。いま考えるとアニメOPの印象に引っ張られてるんだけど。 そのボーカルに、stageエフェクト25％くらいでユニゾンコーラスにてボーカルの芯入れ。狙い通りの効果に大満足。みなみに、ハラハラドキドキ以降は「デンス」「チェンス」と音通りに歌いたいのだけど、一個だけ「チャンス」になっちった。まぁそれも味。 で、ラストの「覚悟を決めて」をAlinaエフェクトにて原曲再現。これをやりたくてやりたくて。そして最後にハモりコーラス。これが思いの外、上手くいった。セットリスト入りしてから2年半にてやっと歌えた。大納得。 素敵な伴奏にて歌わせて頂きました、Best Tracks Channel(official)さん、guruさん、neko.さん、ありがとうございました。 guruさんの域な遊び心にただただ感服です。そして、それを受けたneko.さんの表現力の高さったら。お二方とも本当に素晴らしい限りです。 《最後に》🎰🔫👯 このサウンドの構想を練り始めた頃に、某女優がMDMA所持で逮捕された。10年以上前からMDMA(エクスタシー)が止められなかった、と。エクスタシー、クセになり過ぎw ウキウキワクワクしながらクラブでダンスしてた時も「いつか私も逮捕されるんじゃないか」と、ハラハラドキドキしてたらしいw。「アタシ危険なロシアンルーレット」ってまんまやんけw。流れ弾がNHKに当たっとるわ。 そんなフルーツスキャンダルがあまりピッタリだったので、私のこのサウンドを流した涙が１リットルじゃ済まなかっただろうダーティーな某女優に捧げる。 ※トップ画像は、エクスタシーがクセになって密かにハラハラドキドキしながらダンスしてた時のダーティーペアみたいな衣装の某女優。